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芦「男性諸君！ 女子が来たぞー！」
八「しっ！ 声が大きいですわ！」
恐らく、相澤先生にバレたらこってり叱られるだろうということであまり大きな声は出さないでいようと事前に決めていたと言うのに。
開口一番、大声である。
切「お、来たな！」
芦「来たよー！ 何する？ 恋バナ?!」
『好きすぎるやろ』
そう言いながら、私は緑谷くんと焦凍くんの近くに腰掛ける。お茶子もすぐ来ることだろう。
寝巻きのクラスメイトはどこか新鮮だ。私は、この合宿の為に買ったタンクトップとショートパンツを着ている。じろちゃんに選んでもらったものだ。
『洸汰くん、大丈夫やった？』
緑「うん。落ちた時の恐怖で気絶しただけだって。マンダレイが見てくれてる」
『そう。良かった』
それだけが気がかりだった。頭とか打ってなければ、それでいい。
緑「檻守さんって、寝る時もネックレスつけてるの？」
『ああ、これ？ 基本的に、戦闘訓練以外やとずっとつけとる。お守りみたいなもん』
私は、人差し指で首元に光るネックレスをいじった。シルバーのチェーンにリング状のアクセントがついた細く小さいネックレス。姉が、雄英を卒業した後の初任給でくれたものだ。
茶「それ、この前遊んだ時も温泉でも付けてたもんね」
『外してる時の方が少ないかもな』
私がそう言いながら、持ってきたノートを開いた。シャーペンをカチカチと弄りながら膝を机代わりにする。
緑「何かするの？」
『うん。個性のキャパで体温がめっちゃ上がったり鼻血出たりするからコスチューム改良の案だしとこ思って』
茶「ちゃんと強化合宿しとる！ えら！」
例えば、首なんかに冷却装置をつけてみたらどうだろう。小さい扇風機みたいなものを極力にしたやつなんかがあれば、キャパが来ても少し休むだけで復帰できそうだ。
芦「檻守ー、紙一枚くれない？」
『ええけど、何すんの？』
芦「みんなにアンケートとるの！」
ニコニコで私から紙一枚を受け取ったアシミナは、均等なサイズになるように破っていく。
破った小さい紙を一人一枚配っていったアシミナは嬉しそうに右腕を突き上げた。
芦「そこに、気になる異性の名前を書こう！ 最後に集計するよ！」
『……何やっとんねん』
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みすじ。(プロフ) - エリスさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからも更新頑張ります。爆豪くん、良いですよね！ (3月27日 11時) (
レス) @page17 id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 一気読みしちゃいました！更新楽しみすぎます！ばくごーくんオチに1票！ (3月26日 22時) (レス) @page16 id: 6970de97bc (このIDを非表示/違反報告)
みすじ。(プロフ) - 夜桜さん» 檻守ちゃん褒めてくれて嬉しいです。ありがとうございます！！！ (3月24日 17時) (レス) id: 5f57a4ca31 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - めっちゃ面白いです！檻守ちゃんめっちゃ可愛いです！！！ (3月24日 14時) (レス) @page9 id: 8f7b32c140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月24日 13時
