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マ「雄英体育祭!! ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!
どうせてめーらアレだろ、こいつらだろ!!?
ヒーロー科!! 一年!!! A組だろぉぉ!!?」
司会慣れした先生の声に合わせて、会場に入る。見渡せば、そこら中に人、人、人。
俄然、燃える。
他のクラスも、それぞれ会場に入っていく。観客側の反応を見るに、大半がA組を見に来たらしい。
ミ「選手宣誓!!」
今年の一年主審はミッドナイト先生らしい。十八禁ヒーローの名も恥じない格好で、うちの男どもが騒ぎ出す。
常「十八禁なのに高校にいてもいいものか」
峰「いい」
ミ「静かにしなさい!! 選手代表!! 1-A、檻守A!!」
……。
緑「え、檻守さんなの!?」
瀬「確か、入試一位だったんだろ？」
私は、一歩前に出た。心底拒否りたかったが、そうなると爆豪がしなくてはならなくなると頼み込まれたのだ。別に爆豪でいいじゃん。
私は、静かに朝礼台に登る。せっかくなら、でっかいことしたいなぁなんて考える。
何を言えなんて、言われてない。ただ、雑に宣誓してくれと言われただけだ。
『宣誓』
私の声がマイクに入ると、会場全体が静かになった。息を吸い込み、再度口を開く。
『……こっちは負ける気ねぇんで、全員死ぬ気でかかってきぃ』
舌をべっと出して挑発してやれば、当たり前に大ブーイングである。
「調子乗んなよA組オラァ！」
飯「何故品位を貶めるようなことをするんだ!!」
「イキってんじゃねー！」
今、ブーイングの中に飯田くんいたな。
なんて、考えつつ朝礼台を降りる。うおっ、普通科の人に横腹突かれた！いてぇ！
周囲からの痛い視線に耐えながら元の位置に戻ると、出席番号が後ろの上鳴さんが、声をかけてきた。
上「おま、勇気あんなぁ」
『今、文句言ってる奴は対して結果出さんやろ。口ではいくらでも言えるからな』
上「でもよぉ……」
上鳴さんは、普通科やB組の方へ顔を向けた。やはり、とんでもない形相でこちらを見ている。
『やから、次は結果で黙らせるわ』
切「爆豪見てぇなこと言ってんなぁ」
……自分を、追い込め。
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ナギサ(プロフ) - 息抜きでここまでスゴイ小説がかけるとかヤバすぎます……。檻守ちゃんとはまた違う魅力のある女主ちゃんでとてつもなく好きです。最後らへんでちゃんと素直に爆豪に気持ちを伝えられてるところが1番好きでした✨ (4月8日 9時) (
レス) id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月4日 17時
