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四人で食事を取っていると、突然食堂内に警報が流れ始めた。自身の危険信号をくすぐるような音に身体がビクリと跳ねる。
＿＿セキュリティ３が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください。
茶｢3!?｣
３って何処よ。私は、うどんを啜っている途中で固まって警報の音声に耳を傾ける。
飯｢セキュリティ3て何ですか？｣
飯田くんが近くの先輩に声をかけると、
先輩｢校舎内に誰か侵入してきたってことだよ！ 三年間でこんなの、初めてだ!! 君らも早く!!｣
焦った口調で返された。すでに食堂の入出口は人でごった返している。
｢いてえいてえ!!｣
｢押すなって！｣
｢ちょっと待って倒れる！｣
雑多の声に、私は眉を顰めた。雄英と言えど、こんな緊急時ではただの高校生だ。というか、普通科の生徒もいるのだから当たり前なのだけれど。
｢何やってるんだ！ 君も早く逃げなさい！｣
私も、避難しなくてはと立ち上がると知らない先輩に腕を引かれた。ギョッとして抵抗する間もなく人の群れの中に押し込まれてしまう。
最悪だ。こういう時、チビは辛いのだ。誰の目にも入らないから、ギュウギュウに押しつぶされて死にそうになる。
こんな時は、抵抗せずに人の流れに乗っかるのが一番良いのだけれど。
『う……酔う』
にしても、侵入者って誰だ。雄英の警備はそんじょそこらの人間では突破できないものだと私は聞いている。だからこそ、こんなに焦っているわけだが。
少し見上げても、人の頭しか見えない。左右から圧を感じる。というかほぼ潰されている。え、死ぬ？
切｢檻守！」
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ナギサ(プロフ) - 息抜きでここまでスゴイ小説がかけるとかヤバすぎます……。檻守ちゃんとはまた違う魅力のある女主ちゃんでとてつもなく好きです。最後らへんでちゃんと素直に爆豪に気持ちを伝えられてるところが1番好きでした✨ (4月8日 9時) (
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月4日 17時
