プロローグ ページ2
母「A。これ置いとくで」
母が、リビングの机にポイッと封筒を投げた。
『分かった』
手短に返事をして、投げられた封筒を拾い上げる。母は、クッキーを片手にソファでくつろいでいた。
『部屋戻るわ』
母「あい」
自室に入り、私は封筒を雑に破った。中には、紙ではなく円形の機械が入っている。
ウィン
何かが、起動する音がして目の前に眩しい何かが開かれた。プロジェクターのようなものに、テレビで見たことがあるヒーロー。
プレゼント・マイクが映っている。
相変わらず、煩い彼は私の受験結果を上げた。
筆記 96点
レスキューポイント 35ポイント
「文句なしの合格だぜぇ！」
レスキューポイントなんてものがあったのか。気が付かなかった。
けれど、合格出来たのなら問題ない。私は、プロジェクターを放置したまま母の居るリビングに戻る。
『なぁ。受かったわ』
母「そうなん。じゃあ、一人暮らしやな」
『物件はもう、自分で探してるから』
母「ふぅん。まぁ、好きにしたらええんとちゃう」
母は、テレビから目を離さない。私は、言いたいことを言い終え自室に戻る。プロジェクターは勝手に閉じられていた。
兎にも角にも春から、雄英だ。
＿＿＿＿
地の文が関西弁では無いのは、単純に読みづらいからです！
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ナギサ(プロフ) - 息抜きでここまでスゴイ小説がかけるとかヤバすぎます……。檻守ちゃんとはまた違う魅力のある女主ちゃんでとてつもなく好きです。最後らへんでちゃんと素直に爆豪に気持ちを伝えられてるところが1番好きでした✨ (4月8日 9時) (
レス) id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすじ。 | 作成日時：2024年3月4日 17時
