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諸伏side

待ち合わせ時間の1時間前待ちきれなくて来てしまった。
26にもなって子供みたいに心が浮かれている。
どんな格好で来るのかな。付き合ってる訳じゃないし、急に仕事になる可能性を考えるとパンツコーデかな。どの姿でもきっと素敵なんだろうな。

これからのルートを頭の中で考えていると女性に声かけられた。

女性「お兄さん!誰かと待ち合わせ?」

諸伏「ああ、まあそうです」

女性「この近くにオシャレなカフェがあるんです行きませんか?」

丁重にお断りをするも粘ってくる。
あと40分で彼女が来ると言うのに…!

諸伏「オレは結構です」

女性「お兄さん顔は良いのにノリ悪いねー、行こ」

朝から気分が悪いな。

A「諸伏さん!」

諸伏「あ!……A…さ、ん」

言葉が出ない。スカートで来た。

A「変でしたか?」

諸伏「いつもと違うからびっくりしただけ」

めちゃくちゃ可愛い…どうしよう直視出来そうにない。
オレの為に選んでくれたって考えると凄く嬉しい。

諸伏「どこ行きたい?」

A「んー、トロピカルランドって言ったら子供っぽいでしょうか…」

待ってA、それはもうデートだよ。

諸伏「人が多いところはなるべく避けなきゃ…」

オレが耐えられないだけなんだけど…。
ですよね、としゅんとするA。

諸伏「す、水族館なら!…暗くていいかも」

A「本当!?イルカのショー見たいです!」





オレ、夜まで大丈夫かな…。

日苗side

そうだよね、いくらオフだからって公安だから仕方ない。
ふと助手席から諸伏さんを見る。
片手でハンドルを持ち運転してくれている。
様になってるんだよなぁ。カッコイイ。

諸伏「どうしたの?」

A「諸伏さんの運転カッコイイなって」

諸伏「そんな事ないよ、零や萩原と比べると普通だよ」

ちょっと照れてる。
この前の松田さんもだったけどあまり彼女とか居なかったのかな?

お喋りをしながら直ぐに水族館に到着した。
窓口でチケットを買って中に入る。

わぁ!綺麗!!
最初に目に入ったのはライトアップされた中に浮かぶクラゲ。
子供のように水槽に駆け寄ったからか、諸伏さんはニコニコしていた。

A「大人気なくて…」

諸伏「キミにもそうあう一面があってオレは嬉しいよ」

そして私がクラゲを見ているほんの少しの時間で水族館のイベントとイルカショーの予定を把握していた。
これで彼女がいませんっておかしい話。

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kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時

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