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簡単に情報交換をすると降谷さんは動けるからと言って出ていき、諸伏さんは公安経由で病院へ行くので迎えが来るまで待機になった。
諸伏「日苗さん」
A「どうされました?」
諸伏「本当は公安としても組織としてもキミと組まなきゃ行けないのにずっと避けてきたんだ」
花屋で初めてやった同窓会で零に少し怒られたこと。
怒られても自分では理解しているのに納得が出来なかった。
諸伏「キミも零も危険な事ばかりする、仕事だから仕方ないが…」
常に死と隣り合わせ。潜入した構成員や部下の中で見知った顔の奴もいる。生きている報告はまず無くいつも死んだという事後報告。
A「諸伏さん…」
諸伏「特にキミは歳も違えば入校期間も違う、オレらは半年だったがキミは10ヶ月。顔を合わせたことは一度も無かったかもしれないけれど同期だから」
死んで欲しくないんだよ。
特にこうして知ってしまったら余計にこの危ない世界から抜け出して欲しい。
A「私は大丈夫です」
諸伏「抜け出したい時はいつでも言って欲しい、オレも零もサポートするから」
A「私は諸伏さんにも死んで欲しくありません!早く組織を突き止めて、国を守って人目を気にせずに皆さんがやる同窓会を眺めていたいですから」
死んで欲しくない人に諸伏さんも降谷さんも居ます。
私の6年間の構成員生活はみんなを守るためにあるもの。
コンコン。
お迎えが来た。
A「諸伏さん、私もっと頑張りますから避けずにペア待ってますからね」
諸伏「……っ」
私が思うのもアレだけど彼らもまた24歳。抱えるものがあまりにも大きすぎる。泣いてもいいんですよ?
会う度に降谷さんも諸伏さんも隠しきれてない疲れが見える。
私が頑張らなくては。
諸伏さんを公安に渡した後、直ぐに部屋の掃除をして彼らの痕跡を無くした。
A「もしもし」
<ベルモット「ゼクトちゃん仕事よ」>
A「いつものですか?」
<ベルモット「そうね、でも今回は少し大変かも」>
A「…ペアのスコッチがすぐには動けません」
<ベルモット「あらそれは残念ね、他に頼もうかしら」>
A「ソロも出来るので大丈夫ですよ」
<ベルモット「さすが下積み時代が長いだけあって頼もしいわ」>
A「ありがとうございます」
<ベルモット「じゃあ後で内容をメールするわ」>
<ベルモット「RAMからの依頼よ。しくじらないでね」>
A「はい」
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kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時