花屋の店主は実は公安警察

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カランカラン。

佐藤｢最近来れなくてごめんなさい｣

A｢学校だもの仕方ないよ｣

松田｢また会ったな警察の卵さん｣

佐藤｢爆弾のお兄さんいっつもここに来て暇なの？｣

松田｢爆弾の…っておい！｣

萩原｢コラコラ未来の後輩には優しく接しなよ陣平ちゃん｣

季節はもう秋の終わり。店内は花たちのために暖かくしている。私の誤算で電気代が計り知れない金額だ。

松田「ここに差し色で…」

今日はたまたま立ち寄った松田さんに新商品の花のデザインのアドバイスを貰っていた。

佐藤「そういえば！爆発物処理班の2人がこんな所にいていいの？」

A「どういうこと？美和子さん」

テレビ観なさいよ！と言ってお店のテレビをつけた。
見出しには10億円の要求と爆破予告で避難指示と大きく書かれていた。

萩原｢どおりでさっきからケータイが鳴ってるわけ｣

松田｢折角の昼休みが台無しじゃねーか｣

そう言って2人が上着を羽織るとまた今度な！と駆け出して行った。

A「美和子さん…私嫌な予感がするから店番お願いしてもいい？」

佐藤「えっ！ちょっと！！私！！！」

帰らないと…と言う声が聞こえた気がしたけれど無視して2人を追いかけた。

A「もしもし風見さん！爆破予告って…」

＜風見｢今回は公安は動きませんよ｣＞

A「そうじゃなくて！場所は割れてるんですか？！」

バイクを走らせながら状況を聞く。一応降谷さんと諸伏さんにもメールを打っておこうか。
…嫌な予感。それは同窓会と時に松田さんが言っていたことで萩原さんが暑いからという理由で防護服を着ないという話だった。
爆発物処理班に所属して一度も失敗したことが無いという彼は少し自信があるのかもしれない。
組織に工作員として過ごして確信できること、
私の嫌な予感は大体当たるってこと！

＜風見｢場所がわかりました、住所を言いますがこちらも人員は避けれませんし行くならどちらかです｣＞

私は萩原さんの向かう場所の住所を聞いた。

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