14 ページ15
松田side
花屋の常連と言うと誰もが似合わないと驚く。
いいじゃねーかと思うと同時に自分でもちょっと驚いている。機械には興味あるが花なんてみんな一緒だってな。
最初に買ったドライフラワーは部屋に飾ってある。それ以外は同僚の誕生日とかに…手っ取り早いからな。
ただ最近Aに教えてもらったのは花にはそれぞれ意味があるらしい。バラでも本数や色が違えば渡す意味が違うと言う。ただの草のクセにめんどくさい。ただ細々してる意味や組み合わせたりするものはどこか機械と似ていると感じる事がある。…繊細なところとか?
それよりも興味を持ったのはAだった。
病弱な店主とか噂されてるけどありゃ違うね。常連が警察の卵なのは幼なじみだし偶然かもしれないが、公安警察サマ2人と顔見知りなんてぜってーAも公安警察の関係者だろう。
ひったくり犯を追い掛ける姿が警察。しかもただものじゃない。よくまあ病弱設定にしたものだ。
A「今日も冷やかしですか?」
松田「仕事だっつーの!俺の休憩に付き合え花屋」
俺にも女に興味ある日が来るとはな。
日苗side
今日は降谷さんと仕事。
財閥の要人が何名か殺害され、それを調査している。
風見さんから送られた資料を花屋の裏場で目を通す。さすが降谷さん一瞥しただけで頭に叩き込んでいる。
A「さすがですね」
降谷「慣れですよ慣れ」
眉間に皺を寄せて資料を覚える私を見て降谷さんがクスッと笑った。
降谷「景にもそういう一面見せたら安心しますよ」
A「?諸伏さんにですか?」
やっぱり先日の仕事ぶりを気にしていた。
降谷「気を遣わせたってね」
優しいんだな…諸伏さんって。
資料を読みながらあの日の事を降谷さんに話す。
ベルモットに教わった事も。
降谷「使える武器は惜しみなく使う、か」
ベルモットにそう叩き込まれた。当時必死だった私が上に行くためには必要な手段。選択の余地がなかった。
降谷「少し君のこと知れてよかったよ」
681人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時