花屋の店主は実は公安警察

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日苗side

A｢そーんな事があったんですね｣

松田「棒読みよせ」

でも有り難いな。そう思ってくれる人が身近にいるのは。

松田「信じて待ちつつもやっぱり心配だったんだろーな、アイツ寝る間も惜しんで血眼になってお前を探してたから」

1年半経った頃もヤバかったと付け足す。
松田さんが降谷さんから聞いた話を聞かされた。
相当参っていて立て直すのが大変だったらしい。
…だから私がホテルで正体を疑った時に様子がおかしかったのか。

A｢迷惑かけすぎですね…私｣

松田「アイツが勝手にやったことだ悔やむことはねぇ」

｢まあでも仕事は選べるんなら選ぶんだな、帰ってきてくれるんなら俺も景も他みんな嬉しいハッピーだからな｣

A｢急なおじさん感…｣

松田「誰がおじさんだ」

｢Aが無事だとわかってるから安心して仕事ができるんだろうな｣

アイツは過保護過ぎっけど！と立ち上がり私の目の前に爆弾の資料を広げて座る私を覆うように後ろに立った。
寄り道はお終いだぜ？と定番な爆弾から少しマイナーな爆弾まで。松田さんが解体したことのある物を特徴はあーだ、ここを切ればあーだと教えてくれた。
その眼差しは真剣そのもの。

松田「俺を見ても爆弾は解体出来ねーぞ」

A｢ギャップ萌えしてました…｣

松田「そりゃどーも」

しばらくして松田さんは私に爆弾の感想を求めてきた。

A｢定番な物でも人によって個性が出てるって感じました｣

松田「そう、何個もやってるから大丈夫じゃねぇんだ。トラップがあるかもしれねぇからな。焦ってもダメ。｣

｢だからって余裕ぶっこいてノソノソやってると時間切れでドカンだし、犯人の気まぐれでドカン」

3分でバラせれたら上出来だな！と言った。
そしてコンビニに休憩がてら松田さんは出ていった。
私も行くと言うとまた変装する気だろ？と止められてしまった。

A｢松田さんって凄い人なんだな…｣

爆弾解体の数はダントツ1位。萩原さんが2位。その差は余り変わらないから今は追い越されているけど…。
ただただ4年前の犯人を捕まえたいだけに部署移動するなんて、よっぽど何かがあるんだろうな。

スマホを開くと過保護と噂の諸伏さんから着信が入っていた。
出るかな？こんな夜中。

一応折り返すと、

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