アラフォー女将、舐めんなよ。

拒否られました。 ページ27

「いってー・・・」

どこが痛いのかって？


・・・頭。


いわゆる、二日酔いというヤツですね。


仕事あるのにあんなに飲まなきゃよかった。



「大丈夫ですか、Aさん」

「り、リエちゃん・・・」

立派になったねえ・・・

接客中に人の心配が出来るまでに成長したんだね・・・！


「Aさん、二日酔いですか？」

「う゛、うん・・・」

今、後先考えないでやけ酒した女だと思ってるでしょ？

いや、女だとも思ってないでしょ？


覚えとけ、いつかリエちゃんもこうなる日が来るから!!←


「・・・二日酔いって、どんな感じですか？」

「え、リエちゃんなったことないの？」

あんなに酒飲みなのに!?


「はい・・・酔っぱらったことはあるんですけど」

「・・・羨ましいヤツ。」

好きなだけ酒飲んで、次の日に悪夢が来ないで済むなんて！


「あのね、二日酔いというのは「あっ！」」

・・・え、

せっかく私の苦悩について語ろうと思ったのに、

なんか遮られた。←


「私焼酎取りに行かないと」

今日、お酒の減りが早いんですよーと言っていそいそと去って行った。


私、今拒否られた？


「・・・私ってば悲し！」


二日酔いで頭は痛いわ、


後輩にまで拒否られるわ・・・





・・・今日は厄日かな←





・

お坊さんとクリスマス。→←侮ることなかれ。

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