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TH side
TH「ただいま〜…」
帰ってきたのは、12時が回り
日付か変わっていた
もうみんな寝ているだろう
「あ、おかえりなさいオッパ」
Aが1人、台本を読んでいた
TH「まだ起きてたの?もう、寝ないと体壊すよ」
「オッパだって、一緒じゃないですか
みんなだってそうです、頑張ってるから
私も頑張らないと!」
笑顔で答えてくれた
TH「そうだけど…心配なんだよAの事が」
抱きしめながら、Aを見つめる
「大丈夫ですよ、ほんとに
オッパのご飯、温めるのでお風呂とか入ってて下
さい」
TH「分かった」
時々いや、いつもAの事が心配だ
俺たちのスケジュールは過密、分単位で刻まれてるんじゃないかと思う
でも、Aは俺たちよりも多いと思う
元々日本で暮らしていたこともあって、
日本での仕事やメディアからの取材も俺たちより多い
司会の仕事やドラマの撮影も、どんどん増えていく
俺らが駄々こねて、ドラマとか出るなって言うけど
「仕事だもん、断れないよ」
の一点張り
それに加えて、洗濯や片付けもしてくれる
ご飯は当番制になっているから少しは軽減されていると思うけど
多分ほんの少しなだけ
そのうち、パタリと倒れそうで心配だ
TH「A、ほんとに大丈夫?」
また台本を読んでいたAに抱きついた
「うわっ、服着てください」
お風呂上がりで俺が上半身裸のせいか、
恥ずかしそうに目をそらす
あぁ可愛い、その顔もっとみたい
けど、今はAの心配の方が大事
TH「ほんとに大丈夫?」
「大丈夫ですよ」
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作者名:ウッピー | 作成日時:2021年1月10日 1時