呪いの王の幼なじみ

8話 ページ9

チュンチュン









『・・・んっ』





なんか、宿儺が迎えに来てくれる幸せな夢を見ていた気がする。私は神社に閉じ込められているからそんなこと、あるわけないのにね・・・









ガラッ









「起きたか、A気分はどうだ？飯は食えそうか？」







『・・・んん？』






あっれー？夢じゃなかったパティーンですか？？









『ご飯は食べる、けど・・・私、神社に閉じ込められてたよね？』





「なんだ、覚えていないのか？昨日の夜、お前をあそこから連れ出してやっただろう」








『え？アレ、夢じゃなかったの？てか、ここどこ？あっ、宿儺ーご飯ちょーだい』









「・・・・・ハァー」







朝からため息？幸せ逃げちゃうよ？え？私のせい？







ワタシ、ニホンゴ、ワカラナ〜イ←








「とりあえず食べろ」







目の前に置かれたのはホカホカと湯気を立てている雑煮。ヤッべ、ヨダレが・・・









『いっただきまーす。ﾌｰﾌｰパクｯ ！！ん〜〜美味し〜(*≧∀≦*)』









3日も何も食べていなかったから全てキレイに平らげてしまった

9話→←7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す