呪いの王の幼なじみ

12話 ページ15

「そこのお嬢さん、少しお話をよろしいですょうか」









90歳を超えてもノリがいいおじいさんが営んでいる八百屋さんで目当ての食材を買ってさぁ帰ろうと帰路につこうとしたとき突然後ろの青年から声をかけられた





『はい？何でしょうか』






「いきなりすみません。私は影山透(とおる)と申します。今、お嬢さんが持ってるお守りを少し拝見したいのですがよろしいですか？」






『？はい。いいですよ・・・どうぞ』






「っ！ありがとう、ございます。これはどこで手に入れられたのですか？」







影山さんを見れば顔色は青くなり少し冷や汗もでている






『恋人がお守りにと私に作ってくれたんです。初めての贈り物なので私の宝物なんですよ(ニコッ)』






「そうだったのですね。お守り、ありがとうございました」







そう言って青年はこちらに一礼してから人混みの中に戻っていった






でもどうしてあの人は私に声をかけたんだろう？お守りに何かあったのかな？









なんだか無性に宿儺に会いたくなって料理が終わったら甘えようと決めて今度こそ家の方向に歩き初めた





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夢主ちゃんのそばにはいつも宿儺様がいるので＿級呪物の呪力には慣れてますwww

13話→←またまた作者からです！

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