呪いの王の幼なじみ

1話 ページ2

ーーー時は平安時代ーーー
魑魅魍魎がそこらへんを漂っていたりする









幼い子供なんかは人ならざる者が
見えるっていうのは本当だったようだ



何故かって？それはもちろん！









私が見える人であるからである！！






私がまだ3歳のころふと、家と家の間にある薄暗い路地に目を向けるとおいでおいでと手招きするなにかが・・・



お母さんアレ何？と聞いたら娘が
人ではない何かが見えていると
悟ったらしいママンが顔を青ざめて
私の手を振り払った




そこからはおむすびのようにコロコロと
私達家族の関係は崩れていった







その翌日には私は両親から
暴力を振るわれた




小さい村だったのでこのことはあっと
いう間に広まり村人からも殴られる
ようになった





まぁ、外に行かなくては行けない
ことが多々あったので
顔だけは傷をつけられなかったけど




身体は火傷や殴られて青あざに
なっていて無傷なところのほうが
探すのが難しいくらいに傷ついていた





唯一、私が生きていてよかったと思えることは近所に住んでいる宿儺と遊べることだ





宿儺は周りの大人や私以外の子供達、
さらには親からも怖がられている





確かになんかよくわかんないけど
宿儺からは禍々しい気配？とか
威圧感をはなっているから
普通の子供とは違うだろうけど・・・




あっ、あと宿儺もあのお化けみたいな
ヤツも見えるらしい
宿儺いわくあれは呪霊っていうんだって





そういう共通点があって私達は
毎日、数時間は一緒にいる



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記念すべき第1話！！
読むのと書くのは全然違うと
痛感しましたー！

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