ep.26 ページ27
同じような毎日が過ぎ、
特に変わったこともなく、今日は金曜日。
とうとう、3対3を明日に控えた放課後。
いつもと同じように第二体育館へ足を運ぶ。
一番乗りです！
マネージャーだし後輩だから、なるべく早く着いて、先輩が来る前に準備しないと！
そう思うんだけど、
菅原「あれっ、またA一番乗り？ そんなに急いで準備しなくてもいいのに」
『わっ、スガさん！
だって、一年生でマトモに来られるの、
まだ私だけだから…』
大地「ああ、でも今日から一年が二人来るぞー」
『ほんとに！？』
田中「どんな奴らっスかね？」
菅原「わかんないけど、
誰彼構わず威嚇するなよ」
とかなんとか話してると、
スガさんと田中さんが欠伸。
大地「眠そうだな、お前ら」
その言葉にぎくっとする二人。
そんなあからさまだとバレちゃうよ…？
大地「まぁ良いや。
今日から入部の1年紹介するよ」
？「宜しくお願いしまぁーす！」
後ろから、というか上から声が降ってきた。
うわぁ、なんて背が高い…月島くんみたい…てあれ…？
『えっ、月島くん！？』
山口「えっ、澤村さん？」
『山口くんも！ 入るのって、バレー部だったの？』
月島「こっちのセリフだよ。澤村さんが言ってた部活って、バレー部？」
珍しく驚いたような顔で月島くんがそう言う。
『ああ、うん。
お兄ちゃんがここの主将なんだ。
それもあって、私はバレー部のマネージャーなんだ！』
山口「へー、じゃあこれからはこっちでもよろしくね！」
『うん、よろしくね、二人とも！』
月島「ハァ…よろしく」
と、弾む会話に焦った声。
田中「ちょっ、お前ら知り合いかよ！？」
『え？ あっはい。えっと…』
山口「『クラスメイトです』」
私と山口くんの声が被る。
月島くんはそっぽを向いているけど…。
「「「はあぁぁあっ！？」」」
田中さん、スガさんだけでなく、
縁下さんたちの声も混ざった叫び声が第二体育館に響いた。
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中村茜雫(プロフ) - ゆの。さん» ゆの。様 コメントありがとうございます！そんなこと言っていただけるなんて光栄です……！！遅筆ではございますが今後も書いていくつもりですのでどうぞよろしくお付き合いくださいませ！ (2020年6月10日 9時) (
レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの。 - こんなに感動的な作品見たのはじめてですほんとにほんとにむっちゃ泣きましたこれからも頑張ってください (2020年6月8日 21時) (レス) id: 0a11d50d25 (このIDを非表示/違反報告)
中村茜雫(プロフ) - 直美さん» 直美様 ご指摘のほどありがとうございます。確認、のち修正いたしました。 近いうちに全て確認の上修正を入れさせていただきます。以後このようなミスがないよう注意いたしますので、よければ今後ともよろしくお願いいたします。 (2018年9月16日 21時) (レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
直美(プロフ) - いきなりすみません。ep.5の主人公の名前が変換出来ていない様なんですが。間違ってたらすいません。 (2018年9月16日 19時) (レス) id: a1fa029001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中村茜雫 | 作成日時：2015年6月21日 20時
