ep.18 ページ19
清水「…っていうのが一通りわかってればとりあえずは大丈夫だけど。
あとは、その時その時で仕事増えたりするけど、基本はこれだけ。
大丈夫？ わかる？」
『うん、大丈夫。ありがとう、潔子さん。
でも、もしかしたらまた聞いちゃうかも…ごめんなさい』
清水「いいよいいよ。
最初からできる人なんていないし、
少しずつ慣れればいいよ」
『うん、がんばってなるべく早く覚えるね』
そう言って笑うと、潔子さんも笑ってくれた。
大地「お疲れした！！」
「「「したーっ！！」」」
七時に部活が終わると潔子さんは帰った。
私は片付け始めてしばらく経って、
田中「『勝負して勝ったら入れて下さい！！！』
――とか言って来そうじゃないスか？
アイツら」
『へっ！？』
びっくりした…。
菅原「あり得る！ 頭冷やしてチョコっと反省の色でも見せれば良いだけなんだけどな」
『そんなこと…。
せっかく私がアドバイスしたから、
そうでないと良いなぁ…』
大地「アイツらもそこまで単細胞じゃないだろ。
――でも、仮にそう来るとしたら、
影山が自分の個人技で何とかしようとするんだろうな。
もしも影山が、自分個人の力だけで勝てるって思ってるとしたら―…、
影山は、中学から成長してないって事だな。
中学でそうだった様に
ある程度までは個人技で通用しても、
更に上へは行けない。」
『お兄ちゃん…』
「「「……」」」
そっか…。
お兄ちゃんにさっき聞いた話。
影山くんの試合の話。
日向・影山「「キャプテン！！！」」
『ひっ！？』
菅原・田中「「！？ 何だっ、誰だっ！？」
田中「…あれっ、お前らっ！
ずっとそこに居たのかよ！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 656人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
中村茜雫(プロフ) - ゆの。さん» ゆの。様 コメントありがとうございます！そんなこと言っていただけるなんて光栄です……！！遅筆ではございますが今後も書いていくつもりですのでどうぞよろしくお付き合いくださいませ！ (2020年6月10日 9時) (
レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの。 - こんなに感動的な作品見たのはじめてですほんとにほんとにむっちゃ泣きましたこれからも頑張ってください (2020年6月8日 21時) (レス) id: 0a11d50d25 (このIDを非表示/違反報告)
中村茜雫(プロフ) - 直美さん» 直美様 ご指摘のほどありがとうございます。確認、のち修正いたしました。 近いうちに全て確認の上修正を入れさせていただきます。以後このようなミスがないよう注意いたしますので、よければ今後ともよろしくお願いいたします。 (2018年9月16日 21時) (レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
直美(プロフ) - いきなりすみません。ep.5の主人公の名前が変換出来ていない様なんですが。間違ってたらすいません。 (2018年9月16日 19時) (レス) id: a1fa029001 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：中村茜雫 | 作成日時：2015年6月21日 20時
