式神、妖刀の使い手は男装陰陽師【ゲゲゲの鬼太郎】[再発]

臨時電車の行き先 ページ39

{ノーマルside}

男は酔っ払っていい気分の中で終電を逃してしまうと言われ駅に向かうがもう暗く

駅員に「終電はもう出てますよ」と言われどうしようかと思っていた時だ

「ありますよ」

「今夜は特別に奥多磨霊園行きの臨時電車がで出るんですよ」

そう答える2組

男はその切符を2人分買ってホームに向かう

駅帽を被った2人のうち1人がニヤッと笑っていたのを知らずに···

ホームに着くと人がかなり居たようだが皆、不気味にも青白い肌で俯いたまま立っていた

木下「な、なんか···お通夜みたいな顔してますね···」

「馬鹿言うな！」

そうこうしてると電車が来てそれに乗り込む

「···出発進行〜···」

その声と同時に電車が走り出す









それから長い時間の中
走っているのに関わらず中々、奥多摩霊園まで着かない

それ所が···

「次の駅は···臨終〜臨終〜···です」

不気味な駅名が聞こえ始める

木下「そんな駅名、ありましたっけ？」

「知らねぇよ
ちょっと、トイレに行ってくる」

木下「こんな電車にありましたか？」

「さっきチラッと見かけてな
すぐ戻ってくる」

そう言って男は電車のトイレに向かい用を足していると···









「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

木下「ど、どうしたんですか!?」

「と、トイレから···て、手が···!!」

トイレを見たが何もいなかった

酒の飲み過ぎでトイレットペーパーを手と勘違いしたのだろうと言われた

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