式神、妖刀の使い手は男装陰陽師【ゲゲゲの鬼太郎】[再発]

動き出した危険な妖怪 ページ24

海座頭「許してくれ！
ワシはある奴に言われたのだ！
人間の子供を海に3年漬ければ美味くなると···」

ある奴？

神凪「それって···コイツか？」

ｼｭﾝｯ!!

式符を岩に向けて投げると岩の影から姿を現した奴が居る

「ヒェェェェェェ!!」

鬼太郎「朱の盆!!」

朱の盆「お、俺じゃねぇよ！
俺はただの善良な朱の盆だよ!!」

海座頭「そいつだ！
そいつに言われたんだ!!」

朱の盆「ヒェェェェェェ!!」

逃げたか···

鬼太郎「追わないのか？」

神凪「追っても無駄だ
奴は恐らく···偵察に来てたのだろうな」

鬼太郎「偵察？」

"あの妖怪"に言われたんだろうな···









{ノーマルside}

とある宿で朱の盆は部屋に居る妖怪に鬼太郎達の事を報告していた

「成程···鬼太郎と神凪はまだ人間を助けてると···」

朱の盆「へ、へい」

「店を変えるぞ」

この妖怪は···妖怪達の総大将ぬらりひょんである

誰よりも人間を嫌う恐ろしい妖怪だ

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