式神、妖刀の使い手は男装陰陽師【ゲゲゲの鬼太郎】[再発]

夜叉本体のご登場 ページ18

〜〜〜♪♪〜♪♪♪〜♪

やっぱり、ピアノの音じゃない···

あの男は···夜叉に操られた人だ

本物の夜叉は···彼女に取り憑いてる!!

夜叉「気付いたか？
だが、貴様らはこの俺に手を出すことは出来ない」

取り憑かれてる以上、あの子に手を出す事は出来ない···!!

夜叉「貴様らの魂を寄越せ！」

ｷﾞﾁｯ!!

神凪「グッ!!」

く、首が···!!

鬼太郎「うぅ···！」

「なんで···？
なんで攻撃しないの!?」

鬼太郎「僕らは···」

神凪「人に手を出すわけにはいかねぇんだ···!!」

御先祖達からの教えだからな···

『いいか？
俺らは妖怪に取り憑かれた人が居たとしてもその人を傷付けてはいけない』

『分かった！』

ｷﾞﾘｯ···

夜叉は俺らから魂を引き抜こうと髪を口に突っ込む

「止めて···止めて···！」

神凪「ぐぅ···!!」

鬼太郎「っう···！」

「···」

ﾊﾞｻｯ!!

夜叉「何!?
小娘···裏切ったな!!」

離れた！

今がチャンス!!

神凪「でぇい!!」ｼﾞｬｷﾝｯ!!

ｼｬｯ！

神凪「雷糸!!」ﾊﾞｯ！

鬼太郎「体内電気!!」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ!!

夜叉「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ!!

ｼｭﾜｯ!!

やったか···！









神凪「もしもし？
弥月？
夜叉の討伐、完了したから連絡だ」

『マジで!?
や〜、やっぱ
本家の神凪に頼んで正解だったナ♪』

神凪「お前なぁ···俺と鬼太郎は危うく魂取られる所だったんだぞ!?」

『ご、ゴメンヨ!!
俺も今度は気を付けるからヨ
また、事件があった時は協力お願いするヨ』

全く、相変わらずだなぁ···

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