永遠の王と呼ばれた者は人をこよなく愛する【ワンピース】Ⅲ (ページ12)

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守る為ならなんだってするページ12

ロー「セシル···コラソンさん助かるよな!?」

セシル「勿論だ
死なせるものか···!!」

コラソン「セシル···」

コラソンの大きな手が俺の頬を撫でる

セシル「コラソン···いや、ロシィ
大丈夫だ···必ず助ける」

意識を集中してウンディーネの力を使って身体の中にある弾薬を取り除き薬の調合をしコラソンに飲ませる

ロー「これで大丈夫なのか？」

セシル「あぁ···」

ルト「セシル!!
ドフィ達が···！」

やはり、来たか···

セシル「お前らは下がっててくれ」

ｻﾞｯ！

ドフィ「セシル···その裏切り者とローを渡せ」

セシル「断る
俺は2人を守る
ドフィ···実の弟であるロシィをどうする気なんだ？」

ドフィ「決まってるだろ？
裏切り者には死あるのみだ」

変わってしまったな···
血の繋がった兄弟であろうと切り捨てるか···

セシル「···なら、俺も抵抗をしよう」

頼む···
俺に応じてくれ···

セシル「"アスル"」

銀色の鱗を持ち金の瞳を持つ誇り高き竜の長

アスル『我が王···このアスルに使命を与えよ···』

アスルの言葉は竜の言葉
俺にしかこの声の解読は···いや、ワイバーンを受け入れたルトには聞こえるだろう

セシル「アスルよ···
我が宝であるこの者達を連れて離れろ」

アスル『我が王の使命···確かに引き受けた』

ドフィ「逃がすものか
五色糸!!」

ｼﾞｬｷﾝｯ！

ドフィ「!!」

セシル「行かせぬ!!」