秋色の君 T.N

LOVERS ページ8

「以上で。」








店員「お待ちください」









「雰囲気も好きだな〜」









少し落ち着いた雰囲気









実「そういえばさ今日の人2めっちゃかっこよかった」









「でしょ？」









実「男よりも男っぽかった」









「それ褒めてる〜？」









実「褒めてるって〜！」








「実彩子にはその笑顔が一番似合うよ」









実「知ってる〜。でもさあんな奴らに言い返すなんて人2も強くなったよね」









「実彩子に似たのかも」









実「それはあるかもね。









四年前は言い返せないで泣いてたのに」








「過去の話は良いでしょ〜！」







そう言って笑い合う









「それにしてもなんか突っかかるんだよな〜」









実「なにが？」









「末吉秀太。あの人私のこと褒めたんだよね」









実「なんて？」









「あんな反論できて凄いって」









実「女子は裏でコソコソが普通だからじゃない？」









「ま、何よりも来週の校外教育が嫌で仕方ないけどね」









実「班は一緒で良かったじゃん」









今日の六限で決めた校外教育の班。









この学校がゆるいからなのか






自由に決めていいってことになった









「あと1人女子誰だっけ」









実「伊藤さん。」

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