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story34 ページ35




((your side))



A「行ってらっしゃーい」


嫌がる涼介にガトーショコラを持たせ、なんとか送り出した。


A「さてと....」


今日は年に一度の涼介の誕生日。


朝、おめでとうと一言言ったきり特になんのサプライズもしていない。


今日の仕事はメンバーさんとのレギュラー番組の撮影だけのようで、

涼介の帰りが早いので....誕生日パーティー!

いちごたっぷりのタルトとプレゼント。


A「よし!完成!!」


プレゼントを可愛くラッピングして、メッセージカードを添える。



大好きな人の誕生日だという喜びの中に、あと2ヵ月を切ったという悲しみがよぎる。


....そんなこと考えてる場合じゃない!

今日はお祝い!お祝い!

メンバーさんにも連絡したし....あとは飾り付け!


ピーンポーン


お、来た来た!


A「いらっしゃーい」


8人「おじゃましまーす!」


みんなより後に来てもらうめに、涼介には少し遠いスーパーで買い物を頼んである。


涼介が帰る前にみんなで飾り付け。


ピーンポーン

みんなで顔を見合わせて....よし、準備OK!


ガチャ


9人「涼介!お誕生日、おめでとう!」


戸惑う涼介にクラッカーのリボンがかかる。


A「おめでとう。入って入って!」


侑李「主役はここね。」


涼介「え、みんな、」


A「誕生日パーティー。」


涼介「ありがとう」


A「みんなも座って!お仕事お疲れ様。」


みんなに飲み物と料理を出して....パーティーの始まり!

プレゼント渡したり、バースデーソング歌って、ケーキ食べて....


侑李「じゃあ僕たちはそろそろ」


慧「えぇーもうちょっ))」


8人「))おじゃましましたー!」


侑李が慧くんを掴んで引っ張っていった。
なんかデジャヴ。


急に静かになった部屋。


A「よし、片付けるか。」


使い終わった食器をシンクに出して、テーブルを拭く。


涼介「ねぇ、せっかくだし、もう少し飲まない?」



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作者名:ぽぽ | 作成日時:2018年5月19日 18時

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