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((Ryoske side))
食器を洗っていると聞こえてくる楽しそうな会話。
知念は楽しそうに思い出の写真を見せてる。
Aが反応すると、なぜか少し悲しげに笑う。
でも、見せていた写真は俺の知らない思い出ばかりで、誰と行ったのかは1度も口にしなかった。
メンバーと行った場所ならどこだって思い出だって言ってたくせに。
って、俺はどこに妬いてんだよ....
A「お、やった!今1位だよ!」
涼介「えぇ、初めてで1位なんてすごいよ」
侑李「操作上手いね」
それからまた何事も無かったようにゲームに戻る。
盛り上がる俺とA。
悲しげに笑う知念。
絶対になにか隠してる....
prrr....prrr
涼介『お疲れ様です。山田です。....はい、え、明日からですか!?....わかりました。....ありがとうございます。』
A「仕事....?」
涼介「マネージャーから。もう一本電話してくるわ。」
侑李「いってらっしゃーい。」
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涼介『あ、薮ちゃん?明日からのロケがさ、数日間泊まり込みでやることになっちゃってさ....うん。そうなんだよね。お願いしてもいい?....ありがとう!』
数日間の泊まり込みロケ。
Aのことを任せるなら頼れる最年長の薮くん。
これで安心してロケに行ける!
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涼介「ごめん、おまたせ!」
侑李「おかえりー」
なぜか侑李は少しニヤリと楽しそうに笑った。
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2018年5月19日 18時