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story15 ページ16




((Ryoske side))



みんなが帰った後、疲れきったのか、寝ているA。


とても愛おしい反面、いずれ、永遠に眠ってしまうことが頭をよぎり、切なくなる。

そっと頭を撫でれば寝ているというのに嬉しそうに微笑むA。

その笑顔に、俺まで笑顔になる。

Aを起こさないようにそっと隣に並んで寝る。

いつまでもこんな幸せが続けばいいのに。


....なんて思ってみるけど、その度に残り時間を意識してしまう。



A「...涼介」


涼介「A...?」


寝言で俺の名前をよぶA。

可愛すぎる....!

それから俺もAの隣で寝ることにした。


______
____________



涼介「....A?」


気が付けば朝で、Aはいなかった。

リビングに向えば美味しそうな音と匂い。


A「あ、おはよ。」


涼介「....おはよ」


エプロンを着けて微笑むAが可愛すぎて思わず抱きしめる。


A「離してー」


涼介「ふふ、嫌だ」


A「ふふ、もう、朝ご飯作れないでしょ〜」


こんな会話でさえ幸せで溢れている。


A「よし、できた....!ほら、食べよ?」


え、俺に抱きしめられながら卵焼き焼けるAすごくない?





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作者名:ぽぽ | 作成日時:2018年5月19日 18時

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