星の降る夜にキスを＊Ryoske

story39 ページ40

・


((your side))


メンバーさんへのサプライズパーティーは大成功だった。
やりたいことリストにひとつチェックを付けた。


涼介｢今日はありがとね。みんな喜んでた。｣


A｢良かった。やってみたかったんだよね、サプライズ！｣


涼介｢Aが作るお菓子、全部美味しいし、しかもカロリーも気にしてくれて、ホントに天才。｣


A｢ふふ、ありがと。｣


涼介｢そうだ、明日は久しぶりにオフなんだけど、何かしたいことある？｣


A｢旅行したい！｣

ちょっとワガママかなぁと思いつつお願いする。

やりたいことリスト2目は旅行。
場所はどこでも何泊でもいい。
涼介とどこかへ旅行してみたい。


涼介｢いいね。明後日は仕事が午後からだから、1泊で良ければ行けるよ。｣


A｢いいの？....行きたい！｣


涼介｢どこがいいかな？｣


A｢うーん....伊豆とか小田原とかはどうかな？....あ、箱根もいいね。｣


涼介｢今はまだ海に入るには早いから伊豆とか熱海より、小田原か箱根がいいかもね｣


A｢箱根っていうと温泉！ってイメージ。小田原は行ったことないなあ。｣


涼介｢じゃあ小田原にする？俺も初めてだし。｣


A｢いいね！よし！決まり！｣


もう胸の高まりはおさまらない。
涼介と初めての旅行に初めての小田原。
楽しみで仕方ない。


涼介｢じゃあ一緒に明日の準備しよっか。｣


A｢うん！｣


･

story40→←story38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す