天才チート達と愉快な仲間たち3 【HQ】

鍵 ページ4

*


Aside


瀬見「…お前、何か疑ってる事あるよな」

A「流石英太。確認したい事があるんだよね。…私、やっぱり希愛が犯人だとは思えなくて」

瀬見「…そりゃそうだろうな。お前があんなに信頼してたんだし」

A「それに、身近に警視総監いるし。使わない手は無いわよね」

瀬見「指紋認証、ってか？」

A「うん、だけど今回は取れない気がする。だから希愛の荷物の中をちゃんと確認するの」

瀬見「何か確信があるんだな」

A「そういう事」





−合宿場 監督・コーチの部屋−


瀬見「そう言えば入る許可貰えたのか？」

A「雪絵さんが貰ってきてくれた」

瀬見「そうか。なら入るぞ」

A「うん、失礼します」

瀬見「それだな、神崎の荷物」

A「よいしょっと。…これ、私のTシャツ。後それ私の保湿クリーム？」

瀬見「これ園田着てたよな。後これもお前のやつじゃね？」

A「ヘアセットじゃん。ケープ無くてほんとに困ってたのに」

瀬見「後は…」


ｶﾞﾁｬﾘ


鷲匠「おうお前らか」

瀬見「鷲匠先生」

鷲匠「それ貸せ。ちゃんと指紋認証する。前回の事もあるしな」

瀬見「誰が言い出したんですか」

鷲匠「若利だな。この前の様な事はもう繰り返したくないと」

A「…」





瀬見「…何か掴めたか」

A「…少し、頼みたい事がある。獅童学院全員呼んで」


*

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