#4 始まりの時間 ページ6
時は過ぎ、4月中旬。
私の暗殺教室初日...の3日前だ。
「―――事情は以上です。地球の危機故口外は絶対に禁止。
漏らせば記憶消去の手術を受けて頂きます」
ん〜...やっぱ怖っ...
記憶消去って最早脅しじゃ...って駄目だ。スマイルスマイル...
「承知致しました。
出来るかどうかは分かりませんが...力になってみせましょう。」
the優等生モード。ほら、園川さん戸惑ってる。
ま、そりゃそうか。私“停学明け”の生徒だもんね。
暗殺教室のストーリーは、壊さないことにした。
壊したあとの結末は、知ることができないから。
私はあくまで、普通の“成瀬A”。
多少空気が読める唯の一生徒。
「...どうも。今日から停学明けになりました。
成瀬Aです。どうぞ宜しく。」
「Aさん、帰って来たんだね!...って、その髪...!」
渚が話しかけてくる。ひさしぶりの渚、ひさしぶりのE組だ...!
「うん。帰って来た。
髪は折角だしイメージチェンジでもしようと思ってね。
酷いよね〜、数の暴力でE組行きだよ...で、噂のタコさんは?」
...確か北極か南極の氷でかき氷してたら
手入れの途中で花壇荒らしたとかそんなのだった気がする
...嗚呼、遂に対面か...。
お、来た
「おはようございます。...おや、貴女は...?」
「......。」
殺せんせーだ...!
生きてる...ん?何で怪訝そうな顔...?
「あっ!...済みません、本日より停学明けとなりました。
成瀬Aです。先生、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致しますね!」
じゃあ早速...
「ええ、宜しくお願『バン!』
...殺っちゃいますか。
「あれ?先生何で驚いてるの?
“そういう教室”じゃなかったっけ?此処。」
「(初めてだ...殺せんせーにダメージを与えた
この煽りが、タコには面白いくらいに効くんだよね
にしても触手1本か...これじゃ殺せないわ。殺す気ないからいいけど。
「これから宜しくね、せんせー?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろは(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！(成瀬ちゃんの性格の悪さ故言っていいか微妙なんですが)現在ストックを製作中の為、もう暫くお待ちくださいませ！コメントありがとうございました！ (2021年8月1日 19時) (
レス) id: 3cc51d5c57 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - コチニール色素なんて恐ろしいもの使いますね笑笑更新頑張ってください！ (2021年7月27日 4時) (レス) id: be2c14dba2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いろは | 作成日時：2021年3月14日 11時
