#23 大人の時間 ページ25
「．．．うぇ、つっっっっかれたぁ」
アイアム頭脳型、体力アンマリナイ、オーケー？
なんて脳内でふざけながら校門前で息を整える。
体力は普通の女子程度しかないんだよねぇ．．．．．．！
さぁて、イリーナ先生いるけど話はどこまで進んだかな〜
「．．．嬢ちゃん、ちょっとどきな．．．
ってテメェ！！！！！！！」
「あ、さっきの」
『嬢ちゃん！リボンの材質とかどうでもいい！！
口封じされたくなきゃテメェも手伝え！！！！！！』
『．．．やだ〜．．．じゃ、私行くね〜』
『オイこの野郎！』
『．．．．．．一応１５も満たない可憐な乙女なんだけどね〜．．．。』
彼らからすると偶然の再開(おそらく望んでいない)だけど
私にとってはイリーナ先生の手下．．．というよりパトロンの時点で
必然の再開なんだよなぁ．．．
「．．．！ちょっと、アンタ！
中学生ごときとじゃれてんじゃないわよ！」
「．．．？貴女、さっきの教室にはいなかったわよね？」
イリーナ先生はパトロンがいないことには気づいたけど
私がいることには気づかなかった、ってとこかな。
よ〜し、演技しよう。
「．．．成瀬A．．．．．．です。
えっと．．．あの」
「イリーナ・イエラビッチ。
ファーストネームで気軽に呼ばないことね
イエラビッチお姉様で許してあげる」
「．．．ありがとうございます、イエラビッチお姉様！」
「おい成瀬！お前なんだそのキャラは！」
「え、上げて落とそうと思って」
「変わんないね．．．で、あの人のことどう思ってるの？」
「んぁ?...イエラビッチおねーさま?...あはっ、私は結構好きだよ?
素直そうで〜、不器用そうで...なんだかんだ、優しそうじゃん?」
きっと私は、“悪い顔”をしているのだろう。
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いろは(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！(成瀬ちゃんの性格の悪さ故言っていいか微妙なんですが)現在ストックを製作中の為、もう暫くお待ちくださいませ！コメントありがとうございました！ (2021年8月1日 19時) (
レス) id: 3cc51d5c57 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - コチニール色素なんて恐ろしいもの使いますね笑笑更新頑張ってください！ (2021年7月27日 4時) (レス) id: be2c14dba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは | 作成日時：2021年3月14日 11時
