迷子コンビ×貴女【忍たま】[眼鏡神様リクエスト] ページ6
ｻﾞｯｻﾞｯ···
A「掃除終わりっと
さぁてと部屋に戻って茶でも飲むか」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!!
なんだ？
何か走って···
『こっちだァ！』
A「おわぁ!?」
ﾄﾞｽﾝｯ!!
神崎「あれ？
Aさん、こんな所でお昼寝してたら風邪引くぞ？」
A「お前らが乗ってるから動けないんだが？」
次屋「あ、ごめんなさい」
痛ててて···
少し手から血が出たか···
神崎「何処か怪我しましたか？」
A「へ？」
次屋「血の匂いがしてますよ？
俺らにとって血の匂いはヤバいっすからね」
あ、そうだったな···
A「とりあえず、お前らにも怪我ないか確認するから部屋に来い」
俺は2人を連れて部屋に戻る
俺の怪我は幸い擦りむいた程度だった
問題があるのは2人だ···
怪我はないんだが···
俺の血に当てられたらしい
どうやったら治るのかを聞いた所
血を飲めば治るらしい
俺は着物の襟をずらし首筋を露わにさせる
A「ほら、血を吸えば治るんだろ？
俺の血でいいんなら飲んで構わねぇ」
そう言うと2人の目が紅く光
俺の首筋に牙を埋め血を吸い始めた
ﾌﾞｯﾂ···
皮膚を裂き暖かな血を2人は夢中で吸っていた
次屋「Aさんの血···美味い···」
神崎「病みつきになりそう···」
2人は瞳を輝かせながら俺を見つめる
これ以上、吸わせたら逆効果になりそうだ
A「もう平気か？」
次屋「はい」
神崎「何とか大丈夫です」
A「なら、いいんだが···あんまり無茶すんなよ？」
『はーい！』
2人はいい返事をして部屋を出て行った
神崎「なぁ、三之助」
次屋「何？
左門？」
神崎「今夜、またAさんの血を吸わないか？」
次屋「···俺も同じ事を思ってた所さ」
2人の悪巧みを俺は知らずにいた
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