【761】（※）:♪ ☆の向こう側 ページ11
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□1サビ後半にて、智恵理もノッてくる
歌唱中の智恵理と、それに反応して輝くキララ
父親はそのキララエフェクト反応を測っていた
波が大きくなる。扉の向こうの智恵理は笑みを浮かべている
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劇中では、2サビから音楽が流れる。それまではアカペラ
2サビ最後のフレーズを終えてさらに大きく波を打つ
「おぉ……この輝きこそ。間違いなく、ここにいる」
智恵理の輝きは扉の僅かな隙間から室内まで及ぶ
それに引き寄せられるかのように立ち、扉に一歩ずつ近づく父
光はどんどんと増すばかり
(余談)
部屋にあった寄り添う二匹のアルパカぬいは、渡辺麻友さんがアルパカ大好きだから？ 二匹は父娘を暗示してる？
□扉を挟むのに、眩しい光が智恵理父の視界に広がる
それに見惚れて「おぉ……」以外の言葉が出ない
歌はそろそろ終わりだ。
『あなたにあえるはず』
「智恵理……」
父の声が聞こえたのか、彼女の目には涙が浮かぶ
やっと、やっと通じ合えた気がする。経緯はともかく父が自分を見てくれたことが嬉しかったかもしれない。だが…………
智恵理の輝きに夢中で、背後からの危険に気づかなかった
彼女は、父がいる扉の向こう側から銃声のような音を聞く
「お父様……？」
驚き、歌が止む。光もおさまる
扉に手をついて父を呼ぶ。しかし返事はない
拳でドンドン叩きながら何度も呼んだ……それでも、何も
□何事かと駆けつけた安永によって扉を開けると……
視界に飛び込んできたのは…………うつ伏せに倒れる男
背中には撃たれた痕があり、カーペットは血で染まる
微動だにしない父親。これは現実なの……？
智恵理は駆け寄ろうとしたが、安永に手を掴まれ止められる
「！ いけません、お嬢様！」
「離して！ お父様が、お父様が……！」
安永は携帯を取り出し、電話をかける
CEOが撃たれたことを知らせて早急に警察と軍に連絡するよう言う
現場検証で彼らがここへ来る前に智恵理を遠ざけなれば……
彼女の抵抗も虚しく、CEO室はどんどん小さくなる
「お父様ぁぁ……！」
□その後、安永によって智恵理と凪沙は星を出る
ゾディアックの所属機で(衣装と共に)無事に脱出
だけど……船内ではとめどなく涙をこぼす智恵理
凪沙の胸で泣いていた。重力が無いのか、雫は宙に漂う
(シートベルトをしてる設定)
「う、ううっ……お父様…………！」
二人が乗った機体は、待機していたフライングゲット号へ真っ直ぐに向かっていった……
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2024年3月16日 19時
