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「「ありがとうございましたー！！」」
75期のステージが終わる。次は本命である襲名メンバーのステージだ。ライト下のモニターから光が溢れて点滅している。一曲目は、優子さんがセンターを務める『ヘビーローテーション』だ。
さっきとは打って変わって、会場の空気も全開って感じ。でも冷静に考えるのはここまで。ステージに圧倒されて、みんな良い意味で言葉を失ってしまった。
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公演後、ツバサさんが楽屋へ案内すると言う。私たちは連れられるがまま歩いていた。
凪沙と友歌、織音はまだ興奮しているようできゃいきゃい盛り上がっている。その後ろで鈴子は早速今日の公演について出演したメンバーなどをメモしていた。
真琴が自分もいつか……と、両手を組む後ろには楚方が。いつもなら真琴を揶揄うのに、今日はしないんだ……？ そういえば75期のステージ中に熱烈な声援を送っていたっけ。今もまだ嬉しそうというかワクワクしている様子。
「ここが楽屋よ」
その扉が見えてきて立ち止まる。おおおと過剰に反応する藍花星組。その傍らで、楚方が一層目を輝かせた。
ツバサさんがノックをしようとした……ら、それより前にドアを開けて駆け出していってしまった。一同が驚いている間に、楚方は75期の一人に抱きつく。勢いがありあまって押し倒してしまう始末だ。
「おね〜〜〜い！」
「……ったた、楚方！？」
遅れて楽屋へ入ること数秒。「お
突然の訪問に驚くのは押し倒されたイエローの衣装の彼女だけではない。すぐ隣にいたミントカラーの衣装の女性もだ。私より歳上かな。大人の色気を感じる。
「ステージのお姉、すっごいすっごい素敵だったよ！」
「………楚方、」
楚方のお姉さん、もとい
私たちからは楚方がどんな顔しているか見えない。けれど馬乗りされている彼女は、目をぱちくりしている。放心しているように見える。
けれどそれは短時間で。距離が近い楚方の頬を、左手で鬱陶しいとでも言うように押し返す。そして楚方をどかせて立ち上がった。
「重い！」
「ふぎゃ、」
「ツバサさん、どうして楚方がここにいるんですか！」
「『どうして』？」
「この子はまだ年齢制限以下。オーディションは受けられないはずです！」
彼方さんの言うことは正しい。
AKB0048の研究生になるには、13歳以上の年齢制限がある。
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ひな(プロフ) - 東雲れーたさん» これから続編に向かうところです！！とても好きです😭✨ 全部が全部脳内で有声再生されるくらい好きなのでこんな素敵な作品に出会えて嬉しいです....！ (2月2日 4時) (
レス) @page50 id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - ひなさん» 当作品を読んでいただいてありがとうございます！ 放映当時のワクワクはもちろん、当作品ならではの展開もまとめて楽しんでいただけたら幸いです。 (1月31日 5時) (レス) id: 35709d1cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 00の作品に出会えたことがすごく嬉しいです...小さい頃から大好きなアニメだったので感慨深い.... (1月30日 22時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2022年6月30日 15時
