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悩みも苦労も自分だけじゃない。この先も、合わないヒトに出会うかもしれない。星が違えば常識だって異なる。分かってもらうのは簡単じゃない。
……けれど、たまには理屈抜きで行動してみるのも良いかもね。小難しいことは一旦捨ておいて想いをストレートに伝えよう。声に出して、一歩を踏み出す。そうしたら足音が重なっていくんだ。些細なことは気にしないの。
「これはっ……」
「どうしたの」
「戦闘エリアで、キララとデュアリウムの反応が増大しています……！」
「デュアリウム？」
メンバーたちの現在地及び現状はフライングゲットにも届く。ツバサはオペレーターから伝えられたことに首を傾げる。
同時刻。戦闘においては、敵マシンからおびただしい数のミサイルが発射される。それらが仲間に向かわないようにLAS部隊は相殺。歌声とフンギーたちを護るために動く。
00「「♪〜」」
「フンギー、フンギーィ！」
南「……！ あの結晶、みんなの歌に反応している……！？」
▽
人間に嫌な目に合わされ、恨んでいたはず。見るだけで嫌悪し、織音が近寄ったときも好戦的だったフンギーたち。今はそれを見る影もない。歌に合わせて体を揺らしたり、モフフを抱っこする彼女を抱えて右腕を突き上げたり。
…………感じる。森が、みんなが……ひとつになっていくのを。言葉の通じないフンギーと心を通わせている、そんな実感がある。やはり歌は偉大、アイドルはすごい。その中でも特に輝いているのは間違いなく才加さんである。
いつもなら、メンバーを引っ張るのは優子さんだった。……でも、彼女もこんなにも輝ける。周りを焚き付ける力を持っている。とっても心強く思う。
輝きは満ち、私たちのパワーへ。最初は織音だけの、簡単に吹き消せる小さな火種だった。けれど、みんなが集まってひとつになれば……大きな炎にもなれる。
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♪ウッホウッホホ
K6th「RESET」の公演曲。メンバーのひとり(オリメンは秋元才加)がゴリラの動きを真似たパフォーマンスを行う。期間が終了及び卒業→組閣後の新チームKでは、横山由依(不在時は島田晴香・鈴木紫帆里・阿部マリア)が担当
□考察
才加のキララは火の玉型です。この曲の伏線なのか、それか「ウッホウッホホ」を使いたいが為？ 生まれたのは1期の最後となっていますが、ちゃんと描かれたのはフンギスター編の近辺です(多分)。……とすると、制作の都合である後者が可能性としてはあるのかなというのが私の見解です
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2023年11月16日 23時
