ただの教育実習生【3年A組】 (ページ2) - 小説

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000:はじまりページ2

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柊先生に渡すために用意していた書類を手に持ち、職員室を出る。
担任を持っている先生達がいないからか、職員室内はかなり静かだ。
がらがら、とドアを開け外へ一歩踏み出す。
……何故だろう、全身が震えて萎縮する。
その震えを抑えるように、無理矢理笑顔を作った。

こんなこと、もう慣れているはずなのに。
今更、なに緊張してんだよ。

私は、3年A組の教室へと足を向けた。

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作成日時：2019年2月11日 19時