敵と家族の普通科ちゃん【ヒロアカ】 (ページ2)

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『私はそんなこと、気にしないよ』

そういうとお兄ちゃんは、驚いたようにこっちを見た。
…というか、連れてきたのはお兄ちゃんなのに。

『大好きなお兄ちゃんと一緒にいられるなら、なんでもいい』

「A……」

『これからは、ずっと一緒にいてね』

「……そうだな、ずっと一緒だ」

その後に、これからの生活について色々と話し合った。
ご飯のこととか、掃除のこととか。
それに関しては数年前と言えど、一緒に暮らしていた仲だ、大して揉めることもなく終わった。

そして、寝る時間になった。
敷布団がひとつしかないということで、こんな歳にもなってふたり一緒に寝ることになった。まあ嬉しいけど。
少し狭い布団の中で、お兄ちゃんに抱きつく。
やっぱり安心する。

『お兄ちゃん、大好き』

「…俺も」

その言葉を聞いた私は、深い眠りについた。

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成瀬 A(15)

施設出身
頭もよく、運動神経もいい
なんでもやれば出来る
お兄ちゃん(荼毘)が大好き
荼毘以外にあまり興味が無い

個性：水氷
水と氷を出すことが出来る。
また、発生させた水を氷に、氷を水に変化させることも可能。

荼毘(22)

施設出身
Aのことが大好き
Aを守るためならなんでもする

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