3-10 報い ページ39
俺がユニーク魔法を発動すると、体が薄紫のベールに包まれた
そのベールは少しづつ俺の体に染み込んでいった、このむず痒い感覚は久しぶりだな
ベールが完全に染み込むと俺は兄さんの黄金の契約書にクラスの奴等の名前を書き込んでいく
このまま俺が所持しても良いんだけど、31人もの長所を持ってるとブロットの量が凄いことになるし
俺が契約書に名前を書くことによって、奪った長所は兄さんの物になる
俺と違って長所が抜ける事もないし
「31枚、書き終わりましたね、紅茶をどうぞ」
「今頃、教室の人はどうなっているんでしょうかね」
「うわ、アズール悪い顔してる」
「フロイドの言った通り凄いゲス顔だよ兄さん」
「僕のゲス顔は置いといてコレを見て下さい」
兄さんがナニかのリモコンを押すと薄型TVが降りてきた、そして画面がつくと教室が写し出されていた
«やっとA居なくなったね！»
«それな！でもアズールくん達使うとかマジ意味分かんない»
«体で釣ったんじゃないw»
«それアリそ〜w»
「いっその事、寿命奪ってやろうか」
「アイツらゼッテー絞める！！」
「許さない許さない許さない許さない許さない(強制終了」
「落ち着いて下さい三人共、普通ここまで仲が悪いのは普通有り得ません
A、何か心辺りとか有りませんか？」
「えっと、告白されて断った次の日から良くない噂が流れ出して、皆ソレを鵜呑みにして今の現状に至るって感じかな」
「今からその報いを見るのでしょう？アズール戻って来て下さい」
「ハッ、忘れてた」
再び目線をTVに向けると、授業が始まっていた、こう見ると至って普通の光景に見えるが…
突如として全員の雰囲気や見た目が一斉に変わった
個性の影響か真っ赤に染まった美しい髪は、冴えない黒に変わり
有能な個性を持っていた者は個性が無くなったり様々だった
見ていて本当に滑稽だった
むしろ滑稽の一言に尽きる
「アハハハハハww！」
「フフフフフwAのユニーク魔法は強いですね」
「ハハハ！ヒッヒッフーw」←
「アズール、貴方何を産み出すつもりですか」
「Aと僕の子供です」←
「まず貴方オスでしょう」←
「ジェイド、ツッコムとこそこじゃないと思うよ」
「は？A、アズールと交 尾してないよね」
「してないから大丈夫…何が大丈夫なんだろう？」
数十分に渡るカオス空間を全員で産み出してしまった
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百華夜(プロフ) - いな九尾さん» ありがとうございます。スランプを抜け次第、こちたらに戻ってきますね。 (2023年1月21日 0時) (
レス) id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。ゆっくりで良いので頑張ってください！ (2023年1月21日 0時) (レス) @page41 id: 6eca7d051a (このIDを非表示/違反報告)
リーヴェ(プロフ) - 自分を守るために偽る気持ち、とても分かります。人に決め付けられるのってとてもた辛いですよね。私も親からのストレスに耐えられなくて現実逃避しようと思って占いツクールを始めました。作者さんのことも作品も大好きです。いつでも愚痴っていいと思います (2022年12月4日 8時) (レス) @page38 id: da64fd35fa (このIDを非表示/違反報告)
薔薇のらいおん(プロフ) - 作者さんの心に響く言葉かどうか私にはわかりませんが、この場所には私を含め作者さんのこと、作品のことが好きな人がたくさんいます。この場所で愚痴を言ってもだれも文句は言わないと思います。「がんばれ」なんてこと言いません。作者さんのことが大好きです。 (2022年12月4日 1時) (レス) @page38 id: 48748c4083 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - あまり気が利いた言葉は書けませんし言えないですが、ここだけでも貴方様の落ち着く場所になり愚痴を、鬱憤を晴らせたら良いなと思います。必ずしも私が彼らと違うとは言いきれません。だけどこれだけは言える。会ったことも無い方。けど私は貴方様のことが大好きです (2022年12月4日 0時) (レス) @page38 id: eae39e15db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百華夜 | 作成日時：2022年10月11日 19時
