あっという間に ページ5
Aたちが島に戻ってから14 日ほどがたった。
Aたちは、鳴神高校の夏休みが終わる頃には本土に戻らなければいけないため島ではそれぞれの溜め込んでいる仕事を片づけるのに忙しい。
Aは、青陽院に顔を出した後生徒会長の仕事をこなし、髏々宮家に帰った。
A「フゥー これで秘書の仕事はしばらくは大丈夫かな
当主のお仕事も一段落したし、あー疲れたな」
Aは、家で溜まり混んでいた仕事を一段落させてからベットに倒れこんだ。
A「千歳」
千歳 ポッ 「?」
そしてAが千歳を呼び出すと千歳がこちらを見て首をかしげる
A「...悪いけどさっきまとめた資料、潮のところまで持って行ってくれない?」
千歳 コクコク
A「ありがと!」
千歳が部屋を出て、Aはまた花畑での夢のことを考える
A(....あの時の女の子....一体誰だったんだろ 確か、あの夢から醒める前に名前を言ってたような気がするんだけどな....やっぱり、思い出せない)
Aにとってあの時の夢は、とても夢とは思えないほどリアリティーがあった為どうしても忘れることができなかった。
A「そうだ!確かあの女の子と約束してたんだ!...えっと.......思い出せない、何の約束だっけ?」
Aが一人悩んでいると、部屋の襖をノックされた
潮「A様、お茶と茶菓をお持ちしました。」
A「あ、うん入って!」
Aはそう言うと慌ててベッドから起き上がって畳に正座した。
潮「...失礼します。....A様...」
潮は部屋に入るとAを見て優しく笑った
A「?...どうしたの?潮」
潮「いえ、ただ......A様は沢山のお仕事をこなしてお疲れだと思いますのでお部屋に入る前のお姿でも構いませんよ。」
Aそう言われて少しだけ照れる
A「///あ、えっと...だって私、これでも一様当主だから...それなりの威厳を張らないとでしょ!/////」
潮「いえ、A様は十分当主らしいですよ。もう少し気を緩めても構いません。」
A「....あ、ありがと!でもみんなに任せてばかりも悪いもんね!」
Aはそう言うとお茶を一口のんで潮に向かってニッコリ笑った
その頃天馬は、陰陽連で有馬とAのことについて話をしていた。
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ひな - すごい面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年5月7日 18時) (レス) id: a81c1f307d (このIDを非表示/違反報告)
003414a(プロフ) - すみません、やっぱりおかしいですかね、個人的にはどちらが姉かを考えるのは少し迷うので決めていなかったんけど、分かりにくいならご自分でこっちが姉のほうかいいという方をお姉さんだと思って読んで頂いても大丈夫ですよ。 (2018年1月3日 11時) (レス) id: 484bf477b6 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐*布都(クロエ)(プロフ) - 勝神の双子のことなんですけど、産まれたタイミングが同じってお母さんどうなってんですか…妊娠した時点で二人お腹に入っていた場合を双子って言います。お母さん本当怖いです、二人一度に産んだんですか?ストーリーはいいので、そこの所説明してくれると。 (2018年1月3日 9時) (レス) id: b7a0e82e75 (このIDを非表示/違反報告)
みり - とても面白いです! 続き待ってます! (2017年11月4日 12時) (レス) id: 5ec9b573b3 (このIDを非表示/違反報告)
003414a(プロフ) - 楽しみにされているのは、ものすごくありがたいのですが、更新は週末をいつも予定しています!空いた時間を見つけ次第更新できるように頑張りますね! (2017年10月31日 20時) (レス) id: 484bf477b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:003414a | 作成日時:2017年9月8日 23時