僕と平塚先生。 ページ2
高校生活2回目の4月。
僕は両親の仕事の関係で、この総武高校に転校することになった。
もともと、人見知りな僕はいつも友達作りに失敗していた。なので、今度こそ友達を作るんだ！
前とは違う環境だから、今度こそ…
そんな期待を胸に、僕はこの学校にやって来た。
○＊○＊○＊○＊○＊
僕が編入することになったのは2年Ｆ組。
ちゃんと自己紹介できるかなぁ…
そんなことをうじうじと考えていると、後ろから声をかけられた。
「おや？見慣れない顔だな…もしかして君がＦ組に編入する生徒かい？」
そこには、黒髪ロングの美人の女の人がたっていた。
すっごいきれいな人だなぁ…
「は、はい… 野島崎といいます…」
「やはりそうか。おっと失礼、自己紹介が遅れてしまったな。私は平塚静、現国を担当している」
この人は現国の担当の先生なんだ… 国語は苦手なんだけど今年は頑張ってみようかなー
「ところで君はなぜこんなところにいるんだい？Ｆ組はあっちの方なんだが」
「あ、あの、Ｆ組がどこにあるかわからなくて…」
「そういうことか、なるほど。
なら私が案内しよう」
「あ、ありがとうございます」
正直、1人でかなり心細かったから、すごく助かった。こんないい人も世の中にないるもんだなぁ。
よし、今年は現国学年5位以内を目指してみよう！えいえいおー！
そんなことを考えていると平塚先生の足取りが止まった、どうやらこの教室がＦ組らしい
送ってもらったことだしお礼を言わないと
だ、大丈夫、お礼くらい言えるはずだ…
「せ、先生、あの、あ、ありがとうございました！」
「なに、大したことはしてないさ、では私はもう行くよ、このあと職員会議があるんだ」
そういって平塚先生はヒールをカツカツ鳴らしながら職員室へと帰っていった。
かっこいい人だなぁ…
そして、扉の前で大きく深呼吸をする。
少しの不安と大きな期待を持ちながら、僕は２年Ｆ組へと入っていった。
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白椰(プロフ) - 初めまして!ちょー面白いですねっ!ラノベ読んで時々笑う比企谷に素直に気持ち悪いと思ってる夢主くん、最高でしたww本当に面白かったです! (2015年3月17日 3時) (
レス) id: 30bb29efb1 (このIDを非表示/違反報告)
陽華麗(プロフ) - はじめまして。俺がイルの小説読みました！彩ちゃんが出るの楽しみです！！ (2015年3月14日 16時) (レス) id: e34bf45f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どおん！ | 作成日時：2015年1月31日 22時
