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? 「あれ?ウォヌ?ウォヌ〜?どこ行ったんだあいつ。」
韓国語らしき言葉で喋る1人の男の人。
誰か探しているみたいで。
? (ウォヌ〜?
...あの、狐みたいな顔した長身の男見ませんでした?)
目が合った私にカタコトの日本語で尋ねてきた。
とはいえ、狐みたいな顔の人なんて...
.........いた。
ここは猫カフェで、癒しを求めて来る人が多い。
そんな中、狐顔の男の人は猫と一緒に仲良く寝ていた。同類だと思われたのか、猫達が男の人に群がる。
(あの、あそこで寝てるの違いますか?)
? 「ん?あ!!いた!ウォヌ!
何猫と一緒になって寝てんの!ほら、起きて!」
WN 「んー...」
? 「んーじゃないから!」
WN 「.........」
なんだろう、成人男性に対して失礼だとは思うけど...
(可愛い......あ、)
思ったより声が大きかったけど、
2人には聞こえていないみたいだったから良かった。
? (ありがとうございました!)
(あ、いえ。)
? (えっと、なま、名前!教えてください。)
『韓国語でも大丈夫ですよ。』
? 「え、ほんとですか?」
『母が韓国人なので。Aです。』
? 「A...?
もしかして、秘書部の佐藤Aさんですか?」
『はい...私の事、ご存知なんですか?』
部署を知ってるって事は同じ会社?
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作者名:CIEL | 作成日時:2019年3月17日 20時