『わたしぃぶりっ子やめまぁす！』96「きゅうすぎわろた」『うるさいよ！』

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貴方side


むかしむかしと言っても私が幼稚園ぐらいのころ


お兄ちゃんと入れ違いで幼稚園に入る私はお兄ちゃんと同じところに行きました


すごいことに先生も同じでした。


先生「はーいみんなーお片付けの時間ですよー」


「「はーい」」


少し鈍くて今より人見知りが酷かった私は声も出せずゆっくりと片付けをしていました。



先生「Aちゃんもうちょっと急ぎましょうね」


そういわれたのもなんどもありました



『は、はい』


そう返事するたび先生は小さく「はぁ」と言っていました


それだけだったならいいでしょう


しかし先生はみんなに聞こえるところでお兄ちゃんはそんなことないのに


妹を否定するような言葉を言っていました


それはしだいに親にも言うようになっていました


お母さんは元々明るく楽観的な人だったので


「Aはそのままでいいのよー」


そうお母さんはお兄ちゃんはお兄ちゃん


妹は妹の良さがあると認めていたのです。


しかしお父さんは


「一家の長女が情けない。でもこいつは顔だけはいいからなwでもいつかしつけないとなw」


やはり妹を一家の恥だと思っていたのでしょうか



しかし本当の悲劇はここからだったのです

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