【妖怪ウォッチシャドウサイド】自由気ままな幻王様は人間界に行く!

たたりギツネとコックリさん２ ページ25

呉葉視点

アキノリ「はぁ〜アヤメしゃ〜ん♡」

アキノリの妄想

アヤメ「アキノリ君の事、信じてます!頑張ってね♡」

現実

アキノリ「任せてください!アヤメさん、よし！妖怪探偵団、活動開始だ！コックリさんの怪奇案件をスピード解決しちゃうぞ〜！」

トウマ「復活したね」

呉葉「恐るべしアヤメちゃん効果…！」

ケースケ「てかさ、コックリさんって何？」

呉葉「西洋のテーブル・ターニングに起源を持つ占いの一種で、机に乗せた人の手がひとりでに動く怪奇現象だと古くから信じられてたの。科学的には意識に関係無く体が動くオーマティスムの一種と見られていて、「コックリさん」と呼ばれるようになったのは日本で１９世紀末から流行したものだが、これは「ウィジャボード」と言う名前の製品が発売されたりした海外での流行と同時期で、外国船員を通じて伝わったって話があるよ」

ケースケ「は、ははは…キツネの霊を呼び出すとか有り得ないし…」

ピコン♪

アキノリ「新しい書き込みだ。えっと〜…お！今回の事件で意識を失っていた生徒が持ち直したみたいだ！本人の書き込みっぽいぞ」

トウマ「え？」

ナツメ「なんて書いてあるの？」

アキノリ「コックリさんて呼び出したキツネの霊がガチでやばいやつだった。〔俺たちが放課後コックリさんをしてたらマジで現れたんだ。どす黒い空気の中からキツネの化け物がまるで祟りにでもあったみたいに全身が金縛りになって動けなくなったんだ、そしてあいつは俺たちに〘体をよこせ〜〙って襲いかかってきたんだ！〕…そこからの記憶は無いらしい…」

呉葉「ケースケ君すごく震えてるけど大丈夫？」

ケースケ「べ、別に震えてなんかないし！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

呉葉「そ、そっか…」(いやめっちゃ震えてるんじゃけど…)

ナツメ「キツネの化け物？」

トウマ「妖怪の可能性があるね」

アキノリ「そうだな、祟をもたらすキツネか…名付けて、祟ギツネ！」

ケースケ「名付けなくていいから〜！」

ナツメ「そのまんまね…」

呉葉「ははは…」

トウマ「待てよ…キツネの妖怪って前に見たことなかった？」

ナツメ「え？」

アキノリ「あぁキュウビのことか」

ナツメ・ケースケ「キュウリ？」

アキノリ「ダァー違う！キュウ“ビ”！てか、ナツメ一回召喚したよね！？したよね！？」

ナツメ「に、２回聞かなくても…」

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