99 SR side ページ49
SR side
あー、すっきりしたわ。
本当は一発ぐらい殴ってやりたかったけど、あの落ち込んだ様子を見れば出来ないって。
言いたい事はまだまだあるけども。
まぁ、この先の事は二人で決めること。・・・きっとあの二人ならうまくやっていける。
長い月日を重ねてきた二人だから。だけどそれは誰でもそうではなくて。
Aとユンギだからこそ、って信じたい。
それで救われる誰かもいるからね。
店の中にはまだ状況を理解出来てないシスコンと馬と餅が心配でオロオロしてて。←
JN「あっ、サラ！Aは！？」
HS「サラやー！Aとヒョンはどうなっちゃうの！？」
JM「サラさん！Aさんは大丈夫なんですよね！？」
「 だ ま れ 」←
ジロリと睨み一発かませば、みんな静かになって。
なかなか聞き分けいいじゃない。
座り心地の良いソファに戻って飲み直そうとしたら、グラスが空なの忘れてた。
「ジンさん、おかわりお願い。ホソク、仕事しなってば。ジミナ、座って」
それぞれが動き出してようやく話しが出来る。
JM「サラさん、あの、」
「ジミナ、Aは大丈夫だから。それより、・・・砕けたんでしょ？」
JM「・・・っ、」
「ほんとあんたはわかりやすい。それに、優しいね」
JM「・・・優しいのはAさんですよ」
「きっとAもそう言うだろうね。そんな優しいジミナにあたしからお願い。・・・見守ってあげて」
きっと、ジミナにはこれからまた心痛める時が来てしまう。
ごめんね、あんたの恋を応援出来なくて。
あたしはAの親友だからさ、Aが笑っていられるのが一番なのよ。
JM「・・・勿論です。俺、Aさんが笑ってるのが一番好きなんですよ」
そういって目がなくなる程に笑うジミナをAに見せてやりたい。
あんた、こんな素敵な子を振ったんだよって。
「あたしもジミナのその糸目、大好き♡」
JM「はいはい〜」
「は、あたしの褒めを、」
JM「あ、サラさんおかわりきましたよ」
「うん」←
受け取ったグラスを傾ければ、カチンといい音が鳴って。
「ジミナの顔がそれ以上浮腫みませんように、乾杯」
JM「ほんっとひどいですよね！」
「だって僕昨日泣きましたってすぐわかるんだもん」
JM「これはですねぇ！えっと、」
「・・・寝る前に泣ける映画なんか見るもんじゃないよ？」
JM「っ！、・・・はは、ですよねぇ」
へにょん、と眉を下げて笑うジミナ。
今夜は泣くなよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 599人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます！！さて、もうすぐラストです・・・！2で終わらなくてごめんなさい！ｗでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸｀)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (
レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない！もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました！ありがとうございます。これ、あれですか？ユンギから……心の準備しときますね。(ﾉ´∀｀*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜！！(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ！ｗｗさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす！ (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたｗｗｗｗｗｗ私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜！ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜！(*ゝω･*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アウラ
| 作成日時：2017年7月7日 14時
