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「うん、これだな」
JM「なんですか？」
いつものようにビールで乾杯して。
仕事の話はそこそこに、他愛無い話をしながら焼酎にスイッチ。
4杯目に注文した焼酎はわたし好みの辛口で後味もすっきりしてて。
これはユンギもおいしいって言ってくれそう。
「これ、おいしくない？家でも飲みたいから買って帰ろ」
JM「飲みやすいですよね。Aさん、辛口好きだし」
「そそ、ユンギもお酒の趣味は似てるから気に入ると思うんだ〜」
JM「・・・へー」
ユンギの名前を出したらあからさまに目を伏せて反応が悪くなるジミン君。
わかりやすいのはこういうところもよね。
「なぁに、いいじゃんかー」
JM「なんですかー、別に何も言ってないでしょー」
「ね、ジミン君」
飲んでるグラスを置いて座り直し、正面のジミン君とまっすぐ向き合う。
「わたし、彼氏いるんですよね」
JM「知ってます」
「・・・別れる予定、わたしはないよ？」
JM「わかってますってば。Aさん、ユンギさんに何か言われました？」
「いや、特には」
てか言わないよね。聞いて気分良くなる話じゃないもん。
隠し事してるみたいで後ろめたいけど。
話してケンカする方が、もっとイヤだ。
今度はわたしが目を伏せる番になって、気に入った焼酎を流し込む。
JM「普通は言わない、か」
「まぁね」
JM「ですよね。それに俺、Aさんを困らせるつもりじゃないんです」
‘ただ、自分の気持ちに向き合おうとしたんですよね’と独り言のように呟く彼は、やるせなさそうに目尻を下げた。
・・・ああ、気付いちゃった。
気付かなければ良かったのに、なんて今更で。
彼のこの表情でよくわかってしまった自分が憎い。
「・・・ちくしょう」←
JM「ええっ？何かダメでした！？」
うん、ダメだよ、彼氏がいる先輩を好きになるなんて。
こんないい子なのに。
優しくて、相手の気持ちを自分のことのように感じて、そっと寄り添ってくれる人だもの。
わたしだってジミン君の隣にいつもいるんだから、良い所を上げたらキリがない。
だからこそ、心苦しい。
「なぜにわたし・・・」
JM「え、えっと、それは、」
「言うな言うな！！」
‘えーーー’って、ノロケたがってる女子高生か。←
ぷくっと膨らませた彼の頬は少し赤くなり始めてて。
酔いだけじゃないのかもしれないけれど。
気分良く酔えてるならいいかなぁ、なんて思ったわたしがバカだった。
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます！！さて、もうすぐラストです・・・！2で終わらなくてごめんなさい！ｗでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸｀)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (
レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない！もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました！ありがとうございます。これ、あれですか？ユンギから……心の準備しときますね。(ﾉ´∀｀*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜！！(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ！ｗｗさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす！ (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたｗｗｗｗｗｗ私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜！ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜！(*ゝω･*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年7月7日 14時
