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スマホのことなんて忘れて飲んでいたいけど、仕事の連絡が入ることを考えれば、これ以上は切っておくことは出来ない。
JM「あれ、電源落としてたんですか」
「うん、なんかシャットアウトしたくて」
音が鳴らなくても震えれば気になるし、光れば気になるし。
腕時計があるから時計はスマホで見なくてもいいから切ってた。
約束すっぽかされたんだから、連絡つかなくて心配しろよ！って思ったのが本音。
でも着信何件かな、とか。
なんてカトクきてるかな、とか。
気になるのも本音で。
ジミン君に断って、店の外で電源を入れてみる。
なんて言ってくるかな。なんて言おうかな。
まずは怒るにしても、・・・きっとすぐ許してしまうんだろうな、わたしは。
それでまた次の約束をするんだ。
わたし達はそうやってきたんだもんね。
だけど、色々考えながら起動していく手の中のスマホは予想とは違って。
「・・・まじか」
JM「あ、おかえりなさい。ユンギさん、なんて言ってました？」
「・・・何も」
JM「・・・えっと、俺と飲んでるのは、」
「何も言われてない」
JN「・・・A？」
「・・・というか、話してないから。電話、する気になれなくて」
置いてあったおかわりのグラスに口をつける。
ひんやりと冷たいビールで少しづつ冷静になれそう。
JN「連絡はあったの？」
「ん、一件だけカトクが来てた」
＜悪い 寝てた 映画はまた今度いくから＞
たったこれだけ。着信なんかなかった。
最低限の連絡に唖然とするよね。
もう笑える。笑えないけど。
JN「はぁ、ユンギはほんと・・・」
「あは、わたし、何回も連絡したのにさー」
自嘲気味に笑うと、隣のジミン君が難しい顔してて。
「ごめんね、ジミン君。こんな話を聞かせてさ、」
JM「Aさん」
名前を呼ばれると同時にグラスを持つ手をぎゅっと握られる。
「ジミン、」
JM「俺がいます」
真っ直ぐなジミン君の言葉に息を飲む。
JM「今日は俺が隣にいますから」
‘だからなんでも話してください’と言われて、泣きそうにならないはずがない。
あの優しい笑顔で、穏やかな話し方で。
握られた手はとても、とても暖かくて。
「・・・泣きそう」
JM「ええっ、あ、どうしよう、えっと、」
そんな慌てぶりに思わず笑ったら、へにょんと眉毛を下げてジミン君も笑ってくれて。
ユンギの冷たい態度で落ち込んでささくれた気持ちが、救われるみたい。
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます！！さて、もうすぐラストです・・・！2で終わらなくてごめんなさい！ｗでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸｀)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (
レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない！もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました！ありがとうございます。これ、あれですか？ユンギから……心の準備しときますね。(ﾉ´∀｀*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜！！(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ！ｗｗさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす！ (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたｗｗｗｗｗｗ私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜！ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜！(*ゝω･*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年7月7日 14時
