いただきます、大好きです 。

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「・・・ユンギ」


驚いて声の方を見上げれば、さっきまで話の中心だった話題の人。

今日もけだるい雰囲気を纏って、目と目が合えば形のキレイな唇の片方だけがクイっと上がる。



YG「お前、結構飲んでるだろ。顔、赤くなってんじゃん」

「あ、うん、飲んだ、かも・・・？」

YG「わからないぐらい飲んだのかよ(笑)」



‘しょーがねぇな’と優しく笑ってるユンギを前にして、なんでいるの？とか、どうして来たの？とか色々頭の中に浮かぶのに、酔ってるからかまともに考えられない。

でもそれは後輩二人も同じようで口をあんぐり開けて固まってる。



YG「・・・えっと、悪いな、急に邪魔して」

JM「あ・・・っ！いや、全然！てか、すみません、えっと、あの俺、Aさんの後輩でパク・ジミンといいます！初めまして！！」

TH「おっ、同じくキム・テヒョンです！こんばんは！！楽しく飲んでました！！」

YG「ああ、どうも、ミン・ユンギです・・・って元気だな」



二人がいきなり立ち上がってキレのあるお辞儀するのを見て、苦笑しながら軽く会釈で返すユンギ。



「二人とも若いもん。それなのにしっかりしてるでしょ」

YG「うん、ヌナのお前よりしっかりしてそうだわ」



ぐ、それは言い返せないところあるな・・・。今さっきまでからかわれてたぐらいだし。


少しむくれると、あのちょっとイジワルそうなあの顔で。


会えるなんて思っていなかったから、そんなわたしの好きな顔、しないでよ。

さっきまでユンギのことグチってたのに、そんなことも忘れて、会えたことにじわじわとテンション上がっちゃうでしょ。



JM「すいませんユンギさん、どうぞ座って下さい」



そういって慌てて席をテヒョン君の隣に移動するジミン君に‘いやいいよ’と断るユンギ。



「ん？飲まないの？」

YG「車できてんだよ、今日。だからお前拾って帰ろうと思って」



何それ、何それ、すんごい彼氏っぽいじゃん・・・！←



「明日は雨ですか？」

HS「豪雨になるでしょうね」



ユンギに気付いてやってきたホソクがこのやり取りを聞いてニヤけながらからかう。



YG「おい、作ったデモ、目の前で割るぞ」

HS「A良かったね！気を付けて帰ってね！！」



泣きそうな顔で言わないで、お馬ちゃん。

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