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諏佐が意を決し、今吉に話した内容はここ最近主に運動部の女子の間で出回っている噂の内容を要約した物だった。
今吉はその内容の現実味のなさに顔を歪める。
今「なんやそれ、どっから出た話や。」
諏「本当に付き合ってるのか？」
今「んなワケあるか、阿呆。」
岡「よぉーす、何の話？」
２人の会話に入ってきたのは体格に合わない大盛りのご飯を盆に載せた主将の岡野だ。
諏「主将、今吉と新木の噂の話です。」
いきなりの登場に少し驚きながらもすかさず諏佐が答える。
岡「あーあれね。マジなの、今吉？」
今「主将も信じてはるんですか。」
岡「んー、火のない所に煙は立たないし何よりお前ら仲良しじゃん。」
岡「だから無きにしも有らずかと。で、付き合ってんの？」
独自の理論を展開した上、仲良しだからと言う岡野に今吉はため息混じりで返す。
今「仲良しちゃいますし、付き合うてません。」
岡「えーそうなの？良いじゃん付き合えば、そっちのが面白いし。」
諏「そういう感じなんですか。」
後輩の恋路を暇潰しのネタのように扱う岡野。
岡「おう、こんな感じよ。」
岡「実際、学年も違うしネタにしかなんないって。」
今「ネタにせんでください。」
今吉の言葉を完全に無視し岡野の喋りは続く。
岡「あっでもね、まだ付き合ってないんだったら急いだ方が良いぜ。」
岡「新木は全く相手にしてないけど、あいつ狙ってんの何人かいるし。」
今「趣味悪すぎやろ。」
諏「けど、何人か思い当たるぞ。」
確かにバスケ部の中にも数人、率先してAに話しかけている奴もいる。
大体はキツく言い返され追加メニューを食らっているが。
岡「確かに性格はキツいし口も良くない、けど小っこいし顔は結構可愛い。」
岡「モテるぜ、あいつ。」
そう言った岡野に今吉は更に顔を歪めた。
今「少なくともワシはあんなやかましい関西女はないですわ。」
その言葉を偶然近くに居たAが聞いていたとも知らずに。
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ユミナ(プロフ) - いままで読んだ作品の中で続きに一番気になっています！本当に更新を楽しんでいます。（日本語を勉強していますから、コメントはちょっと変かもしれません。） (2021年8月2日 2時) (
レス) id: 05b3da9aee (このIDを非表示/違反報告)
ウォールナット(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅れてすみません。少しずつ更新を再開しようと思ってます、続きを読んでいただければ幸いです。 (2021年4月29日 13時) (レス) id: 52a5da63dd (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2020年8月24日 18時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォールナット | 作成日時：2020年4月26日 0時
