二人の《さくま》 (ページ10)

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宮舘「1人で練習させる訳ないでしょ」

『皆んな…ありがとう』

岩本「なら、流すよ〜」

『あっ！ごめんなさい！サビのここってどう行けば…』

岩本「ん〜。ふっか。ちょっと回りこんで行けそう？」

深澤「わかんね。やってみるか。2エイト前からいい？」

岩本「ワン、ツー、スリー、フォー」

深澤「だぁぁ！間に合わねえ。さくは、回りこめる？」

『やってみる。2エイト前からお願い』

岩本「ワン、ツー、スリー、フォー」

棚元「いたっ！」

『間に合ったけど…棚元さん大丈夫？』

棚元「深澤く〜ん(泣)足踏まれた〜(泣)」

岩本「踏んだの？零音」

『いや…踏んで無い。コケてた』

棚元「踏まれたも〜ん(泣)」

『っ…すみません…』

宮舘、ラウ「「零音…/さくくん…！」」

『何で俺ばっかり…』

？「さく〜…って、大丈夫…？では無いな…こっち来い」

『急にどうしたの…？ぱぱ』

？「フラフラしてたらさくが居るから…話しかけてみたら涙目だし。それに俺ぱぱ何だね(笑)」

『ありがと…北斗』

松村「泣けばいいのに…」

『嫌だよ(笑)ヒロインみたいになりたく無いから。そんなに弱くも無いし』

松村「着いたよ。今皆んなはレッスン中だから。俺とさくしか居ないから。好きなだけ泣いていいよ」

この声…落ち着く…

『ぱぱっ…(泣)』

松村「何〜？さく」

『嫌だよ…もう…辞めたい…』

松村「そっかぁ〜。SnowMan辞めてSixTONES来る〜？」

『樹居るからヤダ…』

松村「樹ね…(笑)そっか、いつでも言いなよ？俺もSixTONESもさくの味方だからね？」

何でこんなに優しいの…？
甘えたくなるじゃん…！

『んん…ぱぱっ…(泣)』

？「おい、北斗サボんな…って、零音〜？どーした？」

『ん…？あ…ままだ…』

サボってたんだね、ぱぱ。

？「ままじゃ無いよ〜！」

『俺にとってゆーごはまま』

松村「だってよ。俺の番？」

高地「うん。変わろうか？」

『ん〜。やだぁ…ぱぱが良い…』

高地「連れてく？」

松村「そうするか。みんなの所行こ？」

『ん…』

松村「分かったから。抱っこすれば良いんでしょ？」

やったぁ。
ぱぱの抱っこだ…！

『大我居るの…？』

高地「居るよ〜。慎太郎もジェシーも樹も」

松村「着いたよ〜。ちょっとこーちと待っててね？」

俺はままの膝の上なんだね。
逃す気無いじゃん。

『頑張ってね〜ぱぱ』