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問52 ページ5

伊「ぐすっ…っ、んっ…」

有「伊野尾、顔を上げてよ」

伊「やだっ…」


伊野尾は絶対に顔を見せたくないのか、更に俺に抱きついてきて、耳元で伊野尾の泣き声が小さく聞こえる。



…なんか、これはこれでいい気がする…/




有「もう家帰ろ?お前の家まで送っていくから」

伊「やだっ…顔ぶさいくだから余計にやだっ…」

有「そんな事ないって、伊野尾はイケメンだから泣いてても大丈夫だって!」

伊「…」


伊野尾は力が緩まるとゆっくりと顔を上げて、服の袖で涙を拭き取った。




伊「ぐすっ…ほんとぉ…?」





_ズキュン



俺は何かの銃のような者で胸を打たれた。



涙目。
上目遣い。
伊野尾が可愛い。
顔赤い。
伊野尾が可愛い。



あれ、こいつ男だっけ?なにこの可愛さ女の子と一緒じゃん!確かついてた外、あれ?どうだったけ?体育の時もまたに休んでたし、じっくり見たわけでもないし、じゃあ伊野尾は女の子…





有「お!俺は男です!!/」




伊「…ほぁ?」



有「あ、な、なんでもない、ちょっと頭こんがらがって…/」



伊「ばかっ、早く行こ…送ってくれるんでしょ」
有「う!うん!」
伊「盾には丁度いいからね」
有「おい!盾ってなんだよ!」
伊「ふん」

伊野尾は立ち上がるとフフッと笑って


元気が出て、俺はホッとした。




…というか、あの甘えた伊野尾はレアケースだったのか。



ハッと気づいてしまった。

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夕焼け - とっってもおもしろくてきゅんきゅんして感情がぐちゃまぜになって(*^ー`) (2017年7月31日 20時) (レス) id: e5eac634ae (このIDを非表示/違反報告)
*jumpだいすき*(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2017年4月8日 23時) (レス) id: c1edec9217 (このIDを非表示/違反報告)
りりか - 更新待ってます!凄くお話好きです!!りりか (2017年4月3日 1時) (レス) id: e15ff2950f (このIDを非表示/違反報告)
アイ - ちょっともう泣きそうです… 続き楽しみにしてます! (2017年3月28日 15時) (レス) id: 6d0a6d980b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - つづき待ってますっ(`・ω・´)ゝ (2017年3月28日 0時) (レス) id: 81cd7ebd26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蟻岡大貴 | 作成日時:2016年12月29日 2時

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