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問58 ページ11

机の上には食パンにスクランブルエッグにサラダにハム。
普通の朝食で、俺は椅子に座った。

伊母「おはよう大貴くん」
有「あ、おはようございます」
伊「母さん、牛乳でいい?」
伊母「えぇ」

有「あ、俺も牛乳欲しい」

伊「は?醤油飲んでろ」

朝から生意気な言葉が俺の頭にささった。


こいつーー!一応年上だぞ!(2ヵ月だけ)


伊母「うふふぅー仲が良いわねぇ」
芽衣「ねー」
麻衣「ん?ねー」

おばさんにつられて双子を笑って、可愛く言ってきて、

…可愛いから黙っておこう…。

伊「…ふん、いただきます」
伊母「はいどーぞ、大貴くんも食べて食べて」
有「あ!はい!いただきます!」

手を合わせていただきますを言うと俺は箸でスクランブルエッグを1口食べた。

有「美味い!おばさん美味いっす!」
伊母「あらぁー嬉しいわー♡」

皆と話しながら食べていると

_インポーン

インターホンが鳴った。


伊母「あらぁ…何かしらぁ」

おばさんは席を立ち、リビングを出ていく。
俺は気にしながら味噌汁を飲んでいると


伊母「きゃぁ!」

有「ぶふっ!」

伊「母さん…?」


バシッ、肌が叩かれる音。

ドンッ、何が落ちた音。

ブフッ、俺が味噌汁を吹いた音。


伊「何やってんだよ、きたねぇーなぁ!母さん!」
有「ごめんごめん!」

ティシュで吹き出した味噌汁を拭くと、先に出ていった伊野尾の跡を追った。



そこには伊野尾は玄関で立ち止まっていた。
尻餅をついて頬を抑えているおばさん、その頬は赤くなっていた。



そして玄関に立っている知らない男。
髭が生え金髪の短髪の彼はガラが悪そうに見える。



有「伊野尾?」
伊「母さん、大丈夫?」
伊母「えぇ…ごめんなさい」



伊野尾はおばさんに手を貸し、立ち上がらせると



_バチン!!


有「!?」

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夕焼け - とっってもおもしろくてきゅんきゅんして感情がぐちゃまぜになって(*^ー`) (2017年7月31日 20時) (レス) id: e5eac634ae (このIDを非表示/違反報告)
*jumpだいすき*(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2017年4月8日 23時) (レス) id: c1edec9217 (このIDを非表示/違反報告)
りりか - 更新待ってます!凄くお話好きです!!りりか (2017年4月3日 1時) (レス) id: e15ff2950f (このIDを非表示/違反報告)
アイ - ちょっともう泣きそうです… 続き楽しみにしてます! (2017年3月28日 15時) (レス) id: 6d0a6d980b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - つづき待ってますっ(`・ω・´)ゝ (2017年3月28日 0時) (レス) id: 81cd7ebd26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蟻岡大貴 | 作成日時:2016年12月29日 2時

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