俺の家庭教師が生意気な件について【２】【ar×in】

問４９ ページ2

山｢じゃあカンパーイ！｣

｢｢カンパーイ｣｣

山田の掛け声で俺たちはグラスを掲げ、周りにいる女の子達とコップを合わせた。

ゴクッとお酒の入ったオレンジジュースを少し飲んだ。

モ｢んーねー何歌うぅ？｣

俺の隣にいる山田がこの前紹介してくれた子、かなちゃんだ。
ムニュと俺の腕に見せつけている胸を押し当ててくる。

有｢そうだなー…昭和jumpとか…｣
山｢よーし！俺が歌うぜー！｣
モ｢きゃー！♡｣

山田は曲を入れてマイクを持ち、持ち前の甘いボイスでここにいる女の子達を魅了させていく。

流石山田、モテモテ王子め。




時間が経ってきて、そろそろ皆お酒で出来上がって来た頃。

モ｢はーい！俺たちぬけまーす！/｣
モ｢ごめんねー♡/｣

山｢あー！お前みなみちゃんお持ち帰りかよ！/｣
有｢俺たちともっと遊べよな！/｣

1組はべったりくっついてカラオケボックスから出ていってしまった。

有｢あー、なんか眠くなっちゃったー｣
モ｢じゃあ私の太もも使っていいよぉ？｣
有｢まじで？あ、じゃあどうせならないベットの上で使おうかなー？｣
モ｢やだもー、大貴くんえっち♡｣

するとかなちゃんは俺の首に手を回して、ウルウルと上目遣いで見つめてくる。


あ、久しぶりの脈アリじゃね？


有｢じゃあ…行く？｣
モ｢うん♡｣


コソッとかなちゃんに言うと頬を染めてコクンと頷いた。


有｢山田ー、俺たち抜けるー｣
山｢えー！？大ちゃん達も！？今日槍が降ってくんじゃん！｣
有｢どういう事だよ！｣

山田達にお金を渡すと
かなちゃんの腰に手を回して、カラオケボックスから出た。

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