夕闇のアシスタント (ページ8)

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、ページ8

準備が終わっていざ始めよう、ってなったときにふと不安が襲った

｢あ、あの！｣

ん？なに？とみんなが振り返る

｢叩かれたりしないでしょうか、｣

夕闇はずっと男の子だけで組んでやって来たバンド、そこに突然ブスの得体の知れない女がしれっと混じってたらファンの子から反感を買うかもしれない

｢…私が動画に出ることで炎上、？したりファンが減っちゃったり、夕闇に迷惑のかかることはしたくないです｣

ち｢Aさん……｣

と｢大丈夫っしょ｣

｢え、｣

と｢Aさん、俺達に媚売ったりベタベタしてくる人じゃないし。これで離れるファンは俺達にはいらない。それに、
もしAさんが叩かれることになっても俺が守りますんで｣

目線を合わせて前髪を撫でる中村さんにほっと息を吐けば頷く

｢……ありがとうございます、｣

こ｢はいはいイチャイチャ終わりー！ピピー！！小柳イチャイチャ警察でーす｣

に｢二人の世界じゃん！｣

周りにひやかされてハッと髪を撫でられる状況に気がつけばお互い気まずそうに顔を逸らす

中村さんに触れられると心臓が煩いのは何でだろう